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浅草とニュージーランド

2012年8月27日 18:04(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

先日、ニュージーランド留学時代の友人がニューカレドニアからはるばる日本に遊びに来てくれたので、これはもう会うしかないだろ、ということで仕事終わりに浅草まで彼と会いに出かけてまいりました。

 

早いものでニュージーランドから戻ってはや1年。

私の人生の中でも忘れられない濃密な三ヶ月の中で、彼もまたかけがいのない友人になってくれました。

浅草に到着し、雷門の前での待ち合わせ。

 

雷門の前でひときわ目立つ背の高い外国人を発見。

いやあ全く変わってない!

たった1年ぶりの再会とは言え、懐かしさがこみ上げて思わず声を上げてしまいます。

 

「ハイ!マニュエル!」

 

私の声に反応し、大きな手を広げて答えてくれるマニュエル。

「Hi! TAKUYA!Long time no see! (やあタクヤ!ひさしぶり!)」

 

抱き合って互いの久しぶりの再会を祝します。

 

そのあと、ニュージーランドでの話や帰国後の話をお互いにしながら天丼を食べに行き、「居酒屋に行きたい」という彼の言葉どおり居酒屋で軽く飲みました。

 

夜も更けてきたので明日は仕事であることからそろそろ帰らなくては・・という時間になった時にマニュエルから

 

「タクヤ、一緒に写真を撮ろうよ」

 

もちろん二つ返事でOKしました。

 

雷門の前で撮ろうよ、ということになり、夜10時を過ぎた雷門の前に二人で移動。

 

 

人気もまばらな夜の雷門の前。

誰かに写真を撮ってもらおうとキョロキョロしていると地元のおじさんらしい方が声をかけてくれました。

 

「兄ちゃん、写真撮ってやろうか?」

 

これはありがたい、とお礼を言ってカメラを渡しました。

 

「いいかい?じゃあ笑ってくんな!いくぜ、はい、チーーーーズ!」

 

 

パシャッ。

 

「ありがとうございます!」 「Thank you so much!」

 

互いにおじさんに礼を言ったあと、再会を約束して握手、そして別れました。

 

 

 なんだかその場で写真を見るのも照れくさかったので、浅草の駅から電車に乗り、座席に座ってホッと一息。

そのあとに写真を撮ったスマートフォンを撮りだし、二人の写真を確認します。

 

 

 

 

 

 

s-003.jpg

Who are you?

(うん。おまえ、誰だ?)

 

 

 

なんということでしょうか、よりにもよって久しぶりの再会を祝して撮影した大切な仲間とのツーショット写真がよくわからないドリカムみたいな写真になっています。ありえません。こんな写真フェイスブックにでも載せようものならマニュエルが日本人嫌いになってしまうばかりか国際的な問題に発展する可能性すらあります!

とりあえず駅構内に貼ってある指名手配犯の写真の横にプリントアウトしたこの写真を貼ることも考えましたが、我々が巻き添えを食う可能性が否定できないので泣く泣く却下。

 

わなわなと怒りに震える体を必死に抑えながら帰宅。眠れない夜を過ごしました。

あれ以来 ズームイン朝!にピースをしながら必死に写ろうとしている子供達を見るたびに回し蹴りを喰らわせたい欲求に駆られます。