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スピーチである。

2012年10月 6日 09:43(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

 さて、実は今週末から名古屋入りして月曜日は友人の結婚式のスピーチをしなくてはいけないのであるが。
 

考えてみれば結婚式で歌った回数は7回。スピーチは0回。
学生時代からやっているバンドでボーカルを勤めているというそれだけの理由でまあ行く先々で歌のご依頼を 受けるのは光栄ではあるのだが、
おおなんということだ喋ったことは一度としてないのではないか。全国各地で講義のようなものをさせていただいている立場からすれば驚愕の数値と言わざるを得ない。

ひねくれた見方をすれば「あまり毒を吐かれるくらいなら歌わせておけば無問題」と、どいつもこいつも思っているのではともとれるので書いていてなんだか思い出し怒りがこみ上げてきており、これを書いているキーボードに「こいつめ!こいつめ!」と怨恨のたけをお門違いに叩きつけてみる。虚しい。しかしこれはもう腹いせに当日スピーチの壇上でいきなりGLAYの「HOWEVER(直訳:しかしながら)」を歌いだすのもアリかと思ったがさすがにそこまでぶち壊しにすると今後の友人関係が途絶えるのでとりあえずは真面目に話そうと思う。

スピーチの相手は大学時代の後輩(私のことを先輩とは1ミクロンも思っていないが)。

学年こそ彼の方が一つ下ではあるが浪人経験ゆえに年は同じ。大変な腐れ縁で互いの家の近くに一人暮らししてて超インドアの奴と1秒も家に居たくない自分と水と油の性格のはずなのではあるが、なぜか通じるものがあったのか、どちらかの家で無言で過ごしていた4年間がある。今回の結婚式も並み居る学友の中から呼んでいただいたのはどうやら私だけのようだ。この光栄な事実には誠意を持って答えなければ日本男児の名がすたる。死ぬ気で話さねばならない。

これはもう私が学生の時分にインフルエンザで倒れた時にただ一人で看病してくれたエピソードとか、共通の趣味について言葉少なくはあるが熱く語り合ったこと、そして愚痴ともつかぬ内容ではあるが、お互いの生々しい門外不出の恋愛エピソードを赤裸々に話そうかと思う。
 
生々しい恋愛相談を語り終えたと同時にポン刀で一刀両断に斬りつけられる可能性は否定できないが、まあ結婚式ということで無礼講に行こうと思う。死人さえでなければ問題あるまい。
おそらく最後にGLAYの「HOWEVER」で締めれば万事解決である。

 

と、いうわけでとりあえず名古屋に明日より旅立つ所存です。