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人には耐えられないものもあるのである

2012年12月21日 15:12(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

 よくお客様から「いつも薬が近くにあっていいですね」という内容のお言葉をかけていただく。

「病気にかかっても安心ね」という意味合いであろう。

 

これは間違いではないのであるが、ただ私には四次元ポケットがあるわけではないので、いついかなる時にも私が薬をもっているわけではないのである。例えばどういうことかというと、ここのところ忘年会シーズンであるがゆえに飲食、飲酒の機会が多かったわけであるが、と、ある忘年会でお酒を飲んでいた時のこと・・・

 

きゅるうるるるるるるるる・・・ 「!?」

 

いきなりの猛烈な便意が。

しかもこれは食べてはいけないものを食べてしまった時の便意である。やっちまった。一体何が・・うううううううっ!

あわてて脱兎のごとくトイレに駆け込んだところ、肛門は活火山に

しばらくトイレで震えながら膝を抱えていたが、外からドンドンと次の利用者がドアを叩く音で仕方なく外に。

 

とりあえず急場をしのいdぐああああああ(きゅるるるるるるる)。

なんということであろうか、放出からわずか2分もしないうちに新たな便意が。これは本気でやばい流れである。

まずはこのいきなりの原因を食材から解明しようと思っていたがとてもではないがそんな余裕はなく、「すまない、急用が入った」と呼び止める声も無視して1万円札(←最後の見栄)を机に叩きつけてそのままトイレに駆け込んだ。本日二回目の大噴火。

 

こころもちちょっと軽くなった体を起こしながらトイレから出る。一緒に飲んでいた連中に会うと気まずいのでキョロキョロしながら居酒屋を脱出。

とりあえず二度も大噴火させたのだからこれでなんとか地元駅まで無事に帰れればああああああああっ!(きゅるるるるる)

 

地元駅どころか乗車駅すらもちこたえることができず、駅前のコンビニに駆け込んでこれまた大噴火。完全に腸内で革命が起きているようである。

肛門のマリーアントワネットが捕らえられる映像が脳裏に浮かんだ。

 

とりあえず目の前がかすんできたのでコンビニでイオン飲料を購入し、少しずつ水分を補給しながら乗車駅になんとか到着。駅のキヨスクのウィンドーに映る自分の顔の頬がこけているのがやたらリアルである。軽く息が切れてハァハァ言っているのが周囲から見ると完全に変質者であるが周りを気にしている余裕など1ミクロンもない。

さて・・ここからが問題である。

地元の駅までは電車でおよそ1時間。現在時刻は22時半。終電まで約1時間半。

ざっと計算しますと途中で3回降りると終電を逃すことになりかねない。

 

そうなりますと1回辺り最低20分は電車に乗っていなければいけないのですがどう考えてもさっきから3分が限界である。このままいくと家に着くのが明日の昼頃という想像だに恐ろしい結末を迎えかねない。

なんとか今日中に家に帰り着かねば・・・しかしこの波は止められない・・・どうする・・・どうすればいい・・・考えろ・・考えるんだ・・

 

 

 

 

 

とりあえず丸めたトイレットペーパーをパンツの中に大量に詰め込んで電車に飛び込んだ。

(後半に続く)