HOMEタクヤブログ>深夜の大暴走である

深夜の大暴走である

2013年2月13日 13:56(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

昨日、とある有志の先生方の勉強会に参加させていただいた帰りの事である。

会場は横浜、駅から徒歩であるとかなりの距離がある為にいつも愛車(私は「ワイルドスワン」と呼んで愛でている)にてお邪魔させていただいているのであるが、勉強会が22時半頃に終了、解散の後にピン!と寒さで張りつめた空気の中を「おお寒い」と独り言いながら愛車に乗り込み、帰路についた。

私の家まではこの時間の空いた道であればものの3〜40分も愛車を走らせれば着く程度の距離である。
何度も通っている道であるし迷子になるという可能性はほとんどない。

独りで車に乗るのはもともと大変に好きであるのだが、この理由の一つに人様に気を使わずに豪快に歌えるというものがある。
特に高速道路などを独りでかっとばしながら歌うばんばひろふみの「SACHIKO 〜幸子〜」などは最高の一言である。

そんなわけで昨晩もご多分にもれず、独り夜の国道をかっ飛ばしながらチャゲ&飛鳥の「ひとり咲き」を熱唱していたときの事である。


熱唱していたがゆえにそれまで走っていた道を右折するナビの指示に直前まで気づけず、慌てて右折するハメになったのだが、右折した先がどうもおかしい。

・・・・・・・・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ゲッ!

あろう事か右折するレーンを間違えて反対車線の合流方向に乗ってしまったのである。
目の前を逆走する(彼らが正しいのであるが)車がびゅんびゅんと走り抜けて行く。シャレにならない事態である。
オーディオからはひとり咲きの「燃えて散るのが花ぁ!夢で咲くのが恋ぃ〜」という歌詞が流れてきているがこのままだと間違いなく燃えて散るのはオレ&愛車である。

一瞬ルパンみたいに道路の側面を走ってやり過ごすという案も浮上するがそもそもやり過ごせないのでコンマ数秒で却下。深夜帯という事もあり、道路のど真ん中でありえない角度でのUターンを強行。通常の交通状態であればほぼ間違いなく事故になっていたであろうカリスマ愚行である。

多くの人の目につく事こそなかった真夜中の珍事であるが、私発の大事故を呼び起こしかねなかったことを心より反省しなくてはなるまいと思った次第である。




その後はMr.Childrenの「I'm sorry」を細々と歌いながら帰路についた。
皆さんも青春逆走にだけはご注意されたし、と思う。