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愛車を彩ってみるのである

2013年4月 6日 11:55(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

先日、「車を買いたくて仕方なくなる病気にかかっている」という内容のブログを書いたところ、ご家族からお客様まで実に色々とお声をいただいた。

「その気持ちよくわかります、自分もなんですよ!」「車って高いですけど男性のロマンなんですねきっと」「先生、ご購入の際には是非ご相談ください!年利○○%でご用意できますよ」「ニーズに応じて、というところもありますが今の車を大事に乗った方がいいと思いますよ」「早く死ねばいいのに」


最後の台詞が家人の口から出たものなので看過できないわけであるがまあとりあえず無視する事にしてその前の「今の車を大事に〜」というご意見が心に響いた。至極真っ当なご意見である。

生来 新しもの好きの性格が災いしてのこの病ではあるが、そんなにポンポン換えられては買われた車も災難であろう。ここは心を入れ替えて今乗っている自分の車を愛でなくてはなるまい、と思い当たるに至った。

ご存知の方が意外と少ないのであるが、これが私の愛車、「マツダ ベリーサ」である。

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マニアックなコンパクトカーながらキビキビとよく走るし外観、内装ともになかなか洗練されており上品な感じであり、正直お気に入りの愛車である。

基本的には常にピカピカに磨き上げる事を信条としており、ここのところの花粉や黄砂の日々には「南風なんて滅びればいいのに」とボディに積る粉を恨みがましく睨んでいたものである。

ここで悩むのは今ある車をお金をかけて自分好みにカスタマイズするべきか次に備えて金を貯めて行くべきか、ということ。

しかし今回の主旨は今の車を大事に乗る、というコンセプトなのでとりあえずお金をかけてでもこの車を自分色に染めて行く事にする。

自分好みに、というのは言い換えれば「どこにでもない世界でこれ一台の車」を作るという事である。

バズーカやサブマシンガンを装備すればその瞬間から世界に一台の車に即、なるわけではあるがそもそも運転手が逮捕されるという本末転倒なリスクがでかすぎるのでこれは却下。次に良く見かけるのはタイヤを大きくしたり車高を高くする、あるいはエアロパーツを装着させる、というのも一般的ではあるが、フォルムは正直現段階で美しくまとまっていると考えている為にあまりいじりたくないのが本音である。個人的にはボタンを押すとロボットに変形して巨悪に立ち向かうというのもかなりアリではあるが家族的には意味不明であろうしそもそも立ち向かう巨悪の定義が曖昧という致命的な欠点があるのでこれも却下。そもそも道路交通法に適応できるとも思えない。あとは時計台に雷が落ちたショックで過去に飛べるとかいうのも心ときめくがあまりこういう話をしすぎると漢方相談が減りそうな気がしてならないのでそろそろ止めようかと思う。

現実的に考えればもう少し燃費が良くなり、もう少し広くなり、もう少し上質になり、もう少し走行性能がアップし、もう少し認知度が高まり、もう少し格式が上がれば言う事が無いのだが・・・








そんなわけでちょっとBMWを買ってこようと思う(本末転倒)。