HOMEタクヤブログ>激烈苛烈ロードスターである

激烈苛烈ロードスターである

2013年5月27日 15:37(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

sIMG_2333.jpg

まず一言で言っておこう。
「買っちまった」



数ヶ月前に愛車を大切に愛でようとか何とか言ってたじゃないかこの野郎、というご批判の声も聞こえてくるが、あえて反論させていただくとすればこれはあくまで社用車である。私の愛車を売っぱらっちまったわけでも何でも無い。この車も今現在乗っている愛車もどちらも愛でて行く所存である。

・・・とまあどこかの三下二股芸能人の開き直りみたいな台詞を吐いていると私自身を追い込む事にしかなり得ないのでこの辺にしておいて。




正直に言うのであれば私個人の趣味の車として購入してしまった、というのが一番正しいのであろうか。
家族として使う車は今までの白鳥号が担ってくれるであろう。

というわけで大人として最高のおもちゃを購入してしまったわけであるからこんなにテンションが上がる事は無い、夢にまで見た2シーター、オープンカーである。

何を隠そうこの車、電動で屋根がわずか10秒で開閉するという男の子心に変形ロボ並みの衝撃を与える素敵仕様である(反対に女性には1ミクロンも感動を与えない切なさ)。

試しに信号待ちの時に小学生の登校班が下校しているのを見かけた時にいきなり屋根を開閉してみたところ「おおおお!!」「かっこいいーーー!!」と子供達の目線を独り占めする事に成功した。おわかりだろうか?この時の快感を。思わず青信号に変わった途端、「フオォォォォォォォォ」とおたけびを上げながらガードレールを突き破って境川に飛び込もうかと思ったほどである。最高。

正式名は「マツダ ユーノス・ロードスター」。
いわゆるスポーツカーというヤツである。

それだけに最近の車になら当たり前についているような装備がついていない。
「スポーツカーなんだからその辺は気にすんな」と言われているような気分になるし、実際「まあいいか楽しいから」という気分にもなってしまう。メーターも日本車のくせに200キロメートルまでついているし(こんなもん出した途端にもれなく免停である)、オープンにすれば最高の気分で走れるが隕石が落ちてきたら即死である。

友人達に現在の愛車の愛称を以前につけてもらったのだが「白鳥号」というなかなか気に入った名前がついたので今回も公募してみたところ、最終的に「どこかに忘れたアイツのコームに俺のハートはくしざし号」という理解不能なのに嫌悪感だけは人一倍の名前がついたので笑顔で却下。結局個人的に「ロドスタさん」と呼んでいる。

つい昨日までもちょっと山梨くんだりまでオープンにしてボクシング仲間とキャンプにロドスタさんで行ってきたのだが、田園風景にグラサンかけた三十路過ぎのおっさんが運転するオープンカーは浮きまくる事、山のごとしであったが個人的には最高の気分であった。

個人的には今後とも長いおつきあいを重ねて行きたい二人目の相棒の誕生であるが、愛称のごとく中央道の測道にくしざしになって三面記事を飾らないようにせいぜい気をつけようと思う所存である。

グラサンかけてご満悦の表情を浮かべている三十路過ぎのおっさんとこの車を見かけたらお声がけあれ。