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今年最後のそねみ

2013年12月28日 12:33(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

12月±日

例年の事ですが年末はとにかく戦場かと思うくらいご相談が集中、激化する。

地方への発送等を含めるとどう考えても大先生と二人ではこなせる分量ではないのだが、借りたい猫の手すらない状況なので歯を食いしばりながら中学校の校歌などを歌いつついらっしゃるお客様に心からの笑顔を向けさせていただく。そういう事情であるので歯から血が流れていても触れないでいておいて欲しいと思う。

そんな中でただでさえ疲弊しがちな私の心を追いつめているのが私の横にあるプリンター。メーカーはキャ○ン。これがもう破滅的に使えない。当店の年内の営業は本年までとなるので、やらなくてはいけない事は目白押しである。

その中でも今日中にこなさなくてはいけないのが未だに印刷すらしていない年賀状。例年はエプ○ンのプリンターで何の問題もなく宛名とデザイン画までこなしていたので今年も大丈夫だと思っていたところ、現在意味の分からない事態が勃発している。

年賀状のデザイン画を150枚ほど印刷したいのであるが、まずはがきを入れる。印刷ボタンを押す。印刷が始まる。2枚印刷されて出てくる。

そして紙づまりで止まる。

これの繰り返しである。
少しは伝わりますでしょうか?私のイライラが。

2枚出てくるたびに紙づまりで印刷が止まる、で、その度にがちゃがちゃと葉書を詰め直す、そしてもう一度印刷を押す、まだ詰まってる。
こうした動作を幾度か繰り返すとようやくまた印刷が始まる、で、また2枚で紙詰まるというEndless Love。

当店にはイライラを発散させる逍遥丸(しょうようがん)というたいがい便利な漢方薬があり、イライラしたときは一服飲むと驚くようにイライラが取れるので本当に重宝しているのであるが、今日はこれを脇に抱えながらプリンターに向き合っている状態である。この薬がなければ2時間ほど前に血管が切れて胃に穴が開いた状態で奇声を上げながら全裸で外に飛び出して行った可能性が高い。

そもそも私の記憶が確かならばプリンターの役割は紙にデザインを印刷する事であり、紙詰まりを起こす事ではないはずである。

3時間ほど前から始めた印刷であるが例年であればものの10分もあれば終わる作業なのであるが現在ようやく3割程度印刷が終わったところである。つい今年の始めに購入したばかりのほぼ最新式のプリンターであるのだが、どう考えても80年代のプリントゴッコの方が数段上である。

正直今なら瓦何枚でも割れそうなリビドーが体内に凝集されているがなんで営業最終日にこんなリビドー溜めなきゃいかんのか、という思いで一杯である。
最先端のプリンター相手に「この角度で入れれば詰まらないんじゃないか」という試行錯誤を繰り返す事自体が意味不明でありこれが亜米利加なら500万ドルレベルの訴訟を起こすところである。

怒り・イライラのはけ口を大先生に向けてみても「そういう先進的なものは大先生にはちょっと」と軽くかわされますますイライラが募る。先進的な事は一言たりとも口にしていない。ただ「コレ カミ ツマル オレ イラツク」としか言っていない。

と、まあこれをここまで書いている段階ですでに28回くらい詰まっているのでそろそろレンチとバールでショック療法の時間かなと思考が世紀末に向かって突き進み始めている。「今度止まったらおまえマジで回路に電流過剰に流してショートさせるからな」と脅してみるが何のリアクションもない。所詮は血の通わぬくず鉄野郎である。


ここのところ本当に忙しくなかなかブログの更新ができずにいたので本年最後のシメにふさわしいまともな文章を書こうと心に決めていたのにここまでの文章はキ○ノンへの怒りとイラつきにまみれた今年最悪の文章となっているこの奇跡。

とりあえず今日この時点で代替用のプリンターはなく、これをレンチで殴打すればそれすなわちスギヤマ薬局からの年賀状そのものが消滅する自体に他ならなくなってしまうので振り下ろす先のないレンチを握りしめながら「へへ、プリンターの旦那、もう少しなんでここはひとつこのゲスのために頑張ってくださいましよ」とプリンターに媚を売る始末。どう考えても今年最大の屈辱である。

ああもういいかなバールで粉々にしても、と思う頃にまた動き出すという何ともコシャクな状況が続き、開始から7時間が経過した現在、ようやくデザイン面の印刷が終了。これでようやく開放される!!ヤッター!!と腕を振り上げた1秒後に宛名面の印刷が待っている事に気がつき今年最後の営業中に「ウッキャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」と奇声を上げています。


皆様、今年も本当にお世話になりました。
こんな私ではありますが来年もどうぞよろしくお願いいたします。

PS:もう二度と○ャノンのプリンターは買いません。