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CM論

2014年6月17日 09:56(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

最近のCMは何だかわけのわからないものが多い。

商品自体もかなり怪しげなのだが卵みたいな気味の悪いヒーロー(黄身だけに)がわけのわからない行動をしまくった上で「ジャスティス!」とこれまた理解不能の言葉で締めると言うものや、ひたすら「にっ◎んぼー」と歌い続けるCM(マインドコントロールでもされる可能性があると娘に冗談で告げたらCMがかかるともの凄い勢いでテレビの前から逃げるようになった)などなど、とにかく意味がわからない。印象を植え付ける、と言うのが目的だと言う事は理解できるのだが何と言うかすごく逆効果な気がする。
あとペプシがコカコーラを普通に名指しで下に見せるCMとかあれは訴訟とかにならなかったんだろうか。

ともかく最近CMが暴走している気がする。

まあ一昔前のCMにも風変わりなものが無かったわけではないのだが、レオタード姿の男が踊るだけ踊って最後に電気関係のメーカーのロゴだけ映されたりすると電磁波の影響なんじゃないかとか普通に心配になる。

あと健康食品やサプリメントのCMもかなりヘビーだ。
基本的に薬事法の関係でこうした食品やサプリメントは効能効果を謳ってはいけないことになっているのだが、芸能人がバンバン出てくる某サプリメントなどは芸能人が「いやぁ〜これを飲んでから階段の上り下りが全く苦になりませんでしたよ!」的などう考えても効能効果だろそれ、というコメントを喋くりまくっている下に『これは本人の感想です』というテロップが出ていればどうにでもなると思っているらしい。薬事法もなめられたものである。この論理で行くと街頭で『これは本人の感想です』というたすきをかえて「オレは悪くねえ!」などと叫びながら日本刀で人を斬りつけまくる輩とか出てきそうで怖い。もはやなんでもありである。

あと子供向けの番組のCMも最近はかなりどぎつい気がする。
私の幼少時代にも「ヒーローソーセージ」や「ヒーローチョコ」などはかなり流行った記憶があるが、最近はある二つの人気番組同士のキャラクターをコラボさせて各々の番組の商品をもう片方の番組に「限定品」として出したりとかなり悪どい。その子供が番組を両方とも好きならもちろん片一方だけしか知らなくてももう一方の効果で「こっちも買って!」と言う事になる。なのでこういう場合は私は子供に「これは大人の事情による汚い販売拡大の典型的な手段ですので購入はいたしかねます」と男らしく伝える事にしている。子供も近頃は「おとなってこぎたないんだね!」と返事を返してくれる。着々と教育が浸透しているようで嬉しい。
ちなみに某ハンバーガーメーカーの「ハッピーセ◎ト」なども同様のものであり、その食べ物よりもおまけの方がメインになるようなものはビックリマンチョコとビッグワンガムでもはや懲りている。間もなく長男が誕生する予定の私ではあるが、男の子には男らしく一号ライダーの「ライダーベルト」のみを買い与えるつもりである。次々と出てくる新ライダーのゴテゴテとしたベルトが欲しいなどと言い始めたら「そのベルトを改造しなさい」と言うつもりでいる(改造人間だけに)。教育の情熱が止まらない。



さて、ここまで短いながらも私のCM論を展開して来たわけだが、来るべき当店の全国進出を前にしてテレビCMの案をそろそろ考えなくてはいけない、と言う理由から今回の文章を徒然と記して来たというのが正直な所である。

私の案としては全裸に白衣姿の男が「スギヤッマー」と連呼しながらわけのわからない行動をとり続け、「いやあこの薬局の前を通りがかっただけで階段の上り下りが全く苦にならなくなりました!」と大声で一喝(これは本人の感想です)、最後にONE PIECEのルフィと一緒に「薬局王にオレはなる!」と叫び「ジャスティス!」で締める、という実に独創的なものを考えている。






電磁波の影響なんじゃないか。