腹筋割れろ!
2015年2月18日 11:26(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記
ここだけの話ですが腹筋が割れません。
ああ、この言い方には語弊があるかもしれません。基本的に人間の腹筋は最初から割れています。ただそこをコーティングしている体脂肪がそれを覆い隠しているわけです。つまり腹回りの体脂肪が邪魔で邪魔で仕方ないわけですよ!
ただ、いわゆる「腹筋運動」というものであればここ10年ほど毎日ほぼ欠かさずにに1日に300回ほどこなしております。最近では腹筋のマシンまで購入して家族にひんしゅくを買いながらも「おまえら俺の腹筋が割れたら腹筋で割れ殺すからな」と言ってみせる程の気合の入りようでした。
確かに普段あまり運動に縁のない37歳の方の腹筋と比べれば手前味噌ですがかなりムキムキしているとは思いますがそこに「ぽっちゃり」しているものがどうしても取れません。このぽっちゃりがミジンコほども愛らしくないんです。
また、毎日「ふんッ!はんッ!あふんッ!」と言いながら必死こいて腹筋している私を冷たい目で家人が見ているのがこ憎らしくてたまらないのですがそれでも腹筋は割れません。
前述した通り確かに鏡に自分の腹筋を写してみればボクシングと毎日の筋トレのおかげで銭湯に行ってもラディッツに「戦闘力たったの4、ゴミめ」と言われるようなものではないのですが、あくまでも私の言う「腹筋が割れる」というのはライザップ後の赤井英和みたいな状態のことを指しますのでこれはもう専属でトレーナーとかつけるかとかしないとダメかなあと思ったりもします。
モーゼみたいに杖を振り上げたら腹筋周りの脂肪が二つに割れる方法があれば言うことないのですが、10年近く鍛え続けてこの状況ですし年齢的にもそろそろなんとかしないと永遠に夢のシックスパックを拝まずに終わってしまいそうな気がビンビンしています。
ただ生来、ジムで筋トレのトレーナーをつけたりするのが苦手です。なぜかというと大抵中途半端にイケメンのトレーナーがニヤニヤしながら「はい、ここ限界まで行きましょう!はい!いけます!1!2!3!」とか言われると「なんでてめえに指図されなきゃいけねえんだこの妖精顔が!」と唾を吐きかけたくなってしまうので、あくまでも自分でなんとかしなくてはいけないという難しいところがあります。
そんな中、昨日お風呂に入っていた時にふとくしゃみをしましたところ、
「ハックシュン!」
ビリビリビリビリビリビリビリビリ 「おおうッ!?」
湯船に浸かっていた姿勢でくしゃみをしたら腹筋にビリビリ電流が走りました。そういえば普通の呼吸の速度が時速10〜20キロなのに対してくしゃみの時速は300キロ以上と言われているじゃないか・・そしてこの体勢が腹筋を使う形にたまたまなっていたということか・・・ハッ!!
ならばとんでもないくしゃみを一気に10回くらい続けてしつつ体勢をより腹筋に負荷のかかる状態にしてみたら一瞬で体脂肪がどこかに弾け飛ぶかもしれない。
我ながらとんでもないトレーニング法を思いついてしまいました。バックトゥーザヒューチャーのドクが間一髪で落雷をデロリアンに叩き落としたシーンばりにテンションが上がり、思わずお風呂で「ぐぶっぐぶぐぶぐぶごぼっぐぶわっがっぽがっぽ」と声をあげて笑いました。
そして昨日、完全に計画を遂行するためにまずはくしゃみの起きやすいようにベランダに出ます。用意したのは鼻を刺激するための「こより」と「コショウ」。ふふふ これで完璧です、パーフェクトすぎる。
そのまま体をやや前屈みにしてお腹に力を入れるような体勢をとります。おお、すでにグイグイ来ています。これはいけるんじゃないか・・・!
そのまま寒空の下で腹に力を込めながらコショウをパラパラと鼻の周辺にふりかけつつ、こよりで鼻の穴を刺激します。あ!うっ!この刺激なら・・!いけるッ!あッ!きたきたきたきたきたきたきたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!
「フヒイーーーーックドン!
何ということでしょう腹筋の代わりに肛門が割れました。