タイトな交渉
2015年8月26日 16:32(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記
今週の土曜日に大学時代の仲間たちと久しぶりに東京で集まることになっているのですが、一人関西から戻ってくる奴がなぜか現在、気が狂ったようにタイ料理をほぼ毎日食べているのですが「今回の集まりもタイ料理屋でやってくれ!」とまで言うのでもし当日全身パクチー色のスーツとか着てきたら埋めてしまおうとか思いつつも自分の知っている中で一番お勧めできるであろう新大久保のとある店をインターネットで2週間ほど前に予約しました。
で、当日を三日後に控えた今日、なんというか虫の知らせというか申し込みをしたこの店のインターネットのサイトが20年くらい前のビルダーで作ったみたいなページだったことにふと不安を感じ(そういや当日お待ちしてます的な返信もなかった)、まあ念のため、という気持ちでたった今お店に電話をしてみました。
もともと10年以上前に勤めていた調剤薬局の企業の本社があったのが縁で当時結構足繁く通った店だったんですが、さすがに7〜8年ぶりに電話するとなると軽く緊張します。あ・・でもあの店って確かスタッフ全員・・
「ハイ、モシモシー⚪️⚪️⚪️ホンテンヨ(←物凄い早口で聞き取りにくい)」
・・・今も全員タイ人のようです。
「あ、もしもし、2週間くらい前にネットで今週の土曜日予約した杉山と言いますが。念のための確認の電話なんですけど」
「アー コンシュウネ?ドヨウビネ?ナンニンデスカー?」
「あ、いや申し込みはもうすでにしていてですね・・」
「ナンニンデスカー?」
予約できてねえなこの野郎。
「・・・夜の7時から6人です」
「アー イイヨ!オナマエドウジョー!」
え?なに?イイヨってなに?なんで2週間前の予約を今頃かつ上から目線で許されてるの俺?全くもって理解ができません、安保理決議にかけますか?
「・・えっと・・予約できてなかったってことかな?」
「オナマエ ドウジョー!」
おまえの質問は現在受け付けていませんとばかりに有無を言わせぬ感じで同じ質問を繰り返してきます。タイ人といえば微笑みの国の住民のはずですが、少なくとも私は全く微笑むことができません。思わず国際裁判所に提訴しようかと一瞬思いましたが日本という異国で20年以上も頑張って美味しいタイ料理を作り続けているこちらのお店に敬意を表してあえて笑顔で答えます。
「はい、杉山、と申します」
「アーハイ、チュゴヤサマデスネ」
ねえそれどこの韓国料理屋?
清々しいほど一文字もあってません。
「ちがう!・・すー ぎー やー まー!」
「チュー キー マー ラー?」
後半に行けば行くほど原型をとどめません。
一瞬自分の名前がわからなくなります。
「もういいや、じゃあそれでいいです。じゃあ今度はちゃんと予約頼みますよ」
「はい、じゃあ土曜日の19時半に杉山様6名様ですね。お待ちしております」
( Д ) ゚ ゚ スポポポポポポーーーン
言えるじゃねえか!!
当日に・・・続く?