ロコモコ丼症候群
2016年5月 2日 14:43(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記
ロコモティブシンドローム(症候群)という言葉をご存知でしょうか?
これは運動機能の衰えや生活習慣の乱れにより、要介護になるリスクが高まることを指すものですが、なんと最近ではこれが小学生など小さなお子様にも増えており、簡単な運動で骨折したりしてしまう児童が増加傾向にあるということが今日のテレビで流れており、愕然としました。
原因はやはり外で遊ぶ子が減ったことによる運動不足であり、ゲーム依存などがその大きな原因であるとのこと。
これはいけない!!!
やはり運動は年齢層を問わず無理のないレベルでもどんどん取り入れていくべきです。
こんなに小さな時から骨折の危険と隣り合わせなカラダを作るような生活は正すべきです。そう、運動といえば恥ずかしながらこの私でしょう!アラフォーにして週4回のボクシングジム通い!よし!ならばこの私がロコモ症候群の子どもたちを導いていかなくてはいけない!という熱意に燃えていたところ。うちの家人が声をかけてきました。
「おとうさん、どうやらロコモの指標を図るのは足をつけたままのしゃがみこみ、や前屈運動、それと正座の体制などらしいわよ」
「そうか、じゃあ早速子どもたちに見本を見せなくてはいけないね」
「そうね。じゃあおとうさん、やってみてくれる?しゃがみこみから」
「まかせなさい」
「いち」
「にぃ」
「・・以上。」「ええっ!?」
「ちょ、ちょっと何よ「以上」って」
「何よも何もない。もう限界、という意味だ」
「何かすごく偉そう!!ガッチガチじゃないの!!しゃがみこみよ!?中継地点にすらたどり着いてないけど?!」
「黙れメス豚が」
「ちょ・・・!じゃ、じゃあ前屈やってみなさいよ!」
「ふ、ここだけの話、しゃがみこみは実は少々苦手だったんだ」
「少々のレベルじゃないけど?!」
「ふ・・。前屈でこの借りは返してみせよう、見るがいい!」
「いち」
「・・・以上。」「ええええええっ!!?」
「ちょ・・!信じらんないんだけど!?さっきまで自信満々に見本見せるとか言ってたわよね?!」
「生き様は見せれたのでは」
「恥と欲にまみれた生き様をな!!!何なのよそれ、スタート地点が霞んで見えないじゃないのよ!!!」
「黙れこの汚物が」
「しかも諦めるの早っ!!あんたそもそもそれでどうやってボクシングしてるの!?」
「打たれたり打ち返されたり」
「打たれっぱなしじゃないのよ!!!」
「そうとも言うかもしれない」
「ちょっと・・怖いけど正座もしてみなさいよ」
「正座は・・得意だ」
「もうすでに自信ないじゃないのよ!!」
「見るがいい。俺の全霊を込めた正座を・・・・ッ!」
「以上」「うおおおおおおおい!!!」
「何それ!!足ピーンってなってるけど!?もう正座ですら無いけど!?」
「正座だ」
「それでお坊さんのお経聞いてたら部屋追い出されるけど?!」
「そんなことはない。いつもこれでやり過ごしている」
「それ何教!?どんだけ寛容なの!?というか全然気が付かなかったわ」
「ならば逆に聞こう。お前達はなぜ足を折りたためる?」
「そういう具合に関節ができてるからね!?なんでキレてんの!?!?意味分かんないんだけど?!!?もう子供たちに土下座しなよ!!」
「バカが!こんな正座のまま土下座などできるか!」
「なんでちょっと勝ち誇ってんの?!これもう完全にあんたがロコモだよね?!」
朝からこんな清々しい出来事がありました。
あっあーん ロコローション。