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誤ルンバ

2016年9月 5日 10:28(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

11月頃に只今建設中の新しい我が家が完成の予定なのです。

まあ始まりの地鎮祭が雨で3度延期したり、上棟の当日から3日間台風が直撃したりと何かと当たり年な我が家ではありますが、それでも施工業者さんや大工さん、工務店さんのお力によって次第に形を成していく我が家に足繁く通っている毎日であります。

壁紙や電気といった家の内装についての打ち合わせを現在行っている最中なのですが、よくよく考えれば引っ越しの時に何も考えずにそのまま移動させようと思っていた家電達もすでにほとんどが10年選手という状況。引っ越しを機に新しい家電に切り替えていく必要を夫婦で話し合っていましたが、その中で家人が急に言い出したのが「ルンバがほしい」という意見。

そう、自動掃除機のルンバです。

うちはまだ小さいこどもがおりますので何かと床におもちゃが散らかっている状況でロボット掃除機の投入はどうなの?という疑問は正直あるのですが、「仕事してくれている間に掃除してくれると助かるわあ」という家人の意見はかなり強いようですし、その言葉に「おまえがやってくれれば済む話なんだけどな」という殺意のこもったプレッシャーを感じるのは僕がニュータイプだからなんでしょうか。

聞けばすでに私の知らないうちに工務店さんにはルンバが収まるルンバ基地を階段下に作成依頼済みということ。この辺り私の意見など一切聞かずにグイグイ来るあたり、もはや快感すら感じます

家人の決定を覆すのは鬼太郎が妖怪に飛ばした髪の毛針を回収するより難しいのでルンバの購入は決定事項と考えても良さそうです。

その日の夜、娘になんとなくその旨を話して伝えたところ

「ルンバ買うの!?あれ可愛いよねえ」

と意外に好反応。てっきり散らかしていたものなどを吸われちゃうのでイヤ!とか言い出すかと思っていました。


「そうか、りっちゃんはルンバ賛成なんだね」

「うん!お掃除しなくてもやってくれるんだよね、すごいよね!」

「そうなんだよね。まあ便利だけどりっちゃんもきちんと掃除は自分でやらないとダメだよ」

「えへへ、うん!」

「でもまあ確かにゴミを自分で認識して家中を隅々まで綺麗にしてくれるなんてスゴイ機能だよね」

「ほんとだね!でもおとーさんがルンバに吸われたらおとーさんがゴミってことだよね!」


うん。いきなり何言い出すのこの子。

「え・・う、うん まあそうだけどそういう事にはならないと思うけど・・」

「怖いよね!ゴミだと勘違いされて気がついたら吸われて粉々に分離されて捨てられてたら」


お前のその発想のほうが数段怖いよ


「まあ人感センサーとか使ってゴミとそうでないものをきちんと理解する機能が付いているっていうからそういう心配はいらないと思うね」

「そっかあ!楽しみだなあ。おとーさん、吸われないでね!」

どうあっても私をゴミ扱いしたい様子です。家人の教育のタマモノなのでしょうか。家で疲れて横になっている私にルンバが頑なにガツガツ体当たりしてくる絵が脳裏に浮かびます。

とりあえずゴミ扱いされないようクイックルワイパーで家の掃除してきます。