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引っ越し掃除は大損(Dayson)

2016年12月14日 12:12(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

私事ですがつい先日、完成した新居に引っ越しいたしまして。

何とか年内に新居の完成〜引っ越し〜そして伝説へという流れに持ち込みたかったのでまずは間に合って一安心、というところです。

さて、引越しに伴いどうしても発生してしまうのが引越し準備時の「家財の整理」です。家族単位での引っ越しは生まれて初めてでしたが、これがまあ大変なこと大変なこと。

旧居となるマンション暮らしは独りの時から数えて来年でちょうど10年になるところでしたが10年分の思い出と生活の積み重ねから発生した物量は予想以上に多く、またそのモノたちの「分別」がこれまた予想以上に大変でした。

「要るもの」と「要らない」ものにぱっくりと分け、要るものは新居へ、要らないものはゴミ収集へ、という流れになるのはいいのですが、「(実生活には)要らないんだけど捨てれない」という物が次から次へと出てきます。

私は基本的にあまり思い出とかに縛られる性格ではないので、まあせいぜい昔の写真くらいを残し、その他の物は大抵整理して捨ててしまうようにしています。例えばはるか昔に当時お付き合いしていた異性からも貰った手紙だのプレゼントだのというのはまず最初に廃棄の対象になるわけです。心の中にはずっと良い思い出としての保管こそしておきますが、こういう物が今の人生に不必要なトラブルを生んではいけないので全身全霊を込めて証拠隠滅整理整頓は必要になります。

ただこういう過去の遺産の対応については基本的には断捨離の方向に持っていけるのでさほど悩まないのですが、次に問題になるのは「家人と私の感性の違い」であり、例えば私から見ればどう見てもクソの役にもたたないあまり実用性のないおきあがりこぼしみたいな不気味なオブジェを迷わずに捨てようとしたところ、「ちょっと何してくれてるの?バカなの?」といきなり背後から辛辣な罵詈雑言を浴びせられたりして、瞬間的に近くにあった鈍器を手に掴むという明確な殺意少しだけプンスカする気持ちを感じることが幾度かありました。その他にも「絶対に要らないだろ」と力強く説得を試みたゴミ家人の大切な所有物はほとんどがそのまま新居に運び込まれ、現在に至っても予想通りダンボールのままリビング脇の和室に放置されていますので、子供の脇でサンタさんに全て回収してくれるように手紙を書きました。クリスマスの朝が楽しみです。

あと一番困ったのが可愛い娘が字を書けるようになった頃からせっせとお父さんに向けて書いてくれたり創作してくれた手紙や折り紙などの扱いです。
現在までは自分の部屋のデスクの引き出しに全て溜め込んでいましたが、この状況に至りますと全てを持っていく、というのは私の新居で割り当てられた部屋が小屋裏である点を考慮してもなかなかスペースを考えても難しくなります(この詳細はまた次回にネタにします)。

色々と考えた末、「おとうさんだいすき」的なコメントが書かれた手紙や創作物は基本的に持っていくことに決め、包装紙やその当時に「お父さんに作ったの」と言ってくれた今となっては当人でも何を作ったか説明できないナニカについては整理の対象とさせてもらうことにしました。

これを引っ越しの最中のどさくさに紛れてこっそりと自分の部屋で進めていきます。膨大な折り紙や手紙を見ながら当時の娘が一生懸命に書いてくれたであろう拙い文字をほっこりする気持ちで読み返しつつ、選別を進めていきます。15分ほどでそれが終了し、こっそりと捨てるものを入れたビニール袋の口をしっかりと閉じて抜き足差し足でとりあえず家の外h「お父さん何してるの?」「んふん!」

いきなり見つかりました。
ここは持ち前の演技力でソツなく切り抜ける必要があります。


「お父さん、その手に持ってるの何?」

「お?こ、これ?これは・・・と、時計だ」

動揺のあまりナメック星でドラゴンボールを運んでいる時にベジータに見つかったゴハンみたいなセリフが出ました。

「時計?なんか紙のゴミみたいだけど・・?」

「い、いや、そんなことはないよ何も悪いことなんてしてないから大丈夫だよ」

何でしょう、誤魔化そうとすればするほど怪しさ満点のコメントしかできません。先日いきなり使っていたPCからアラーム音が鳴って「このパソコンはウイルスに感染しました。緊急な対策が必要ですので◯◯◯ー◯◯◯◯◯までご連絡下さい」というどう考えても詐欺メッセージにスタイリッシュなくらい見事に引っかかって怪しげな外人にお金を振り込む直前まで行ったうちの弟の気持ちが何故か少しだけわかるような気がしました。

「あ!それ私のあげたやつじゃん!ひどい!捨てる気!?」

「ち、ちがう!お父さんじゃない!お父さんはアイツラにそそのかされて!」

架空の団体まで現れ始めました。末期です。

最終的に家人が動揺する私に代わり娘に納得がいくように説明をしてくれて何とかその場は収まりましたが、家の整理が片付いてもどうやら娘の父への気持ちの整理がつかないご様子でここ数日の風当たりが非常にきつい今日この頃です。


皆さんもお引っ越しの整理にはくれぐれもお気をつけ下さい。