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スイッチ攻防

2017年4月15日 17:03(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

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ニンテンドースイッチを買いまして。

思い起こせば予約開始日の当日、予約時間直前に地方に住んでいる長年の友人と一緒にヨドバシ.comとamazonの二画面をパソコンとタブレッドに表示し待機、朝9時の予約開始と同時に指が折れるほど更新ボタンを連打。どちらかのサイトに「予約可能」のボタンが見えた瞬間に光の速度で確定ボタンを押すというファミコンロッキーも真っ青の所業を行い、友人とともに無事に激戦を勝ち抜き、予約を完了しました(今年で40歳になります)。

それに先駆けて我が家でも神経戦が繰り広げられておりまして。
ある日TVでニンテンドースイッチのCMを見ていた私に家人がひと言。

家人「またこれ(ゲーム機)買うの?」

私「うむ。買うかもしれない」

家人「いい加減にしなさい。今度買ったら許さないわよ」

私「ほう?具体的にはどう許さないのかね」

家人「買ってきたゲーム機を破壊します」

私「そんなことをしてみろ、断固たる報復処置を行うぞ!!」

家人「今度購入するのがママのレッドゾーンだからね!」

私「ならばおまえの大切にしている化粧品達を火の海にぶちk」とまあどこかの国みたいなことをやっておりましたが、結局こっそりと購入し、子供に先駆けて遊ばせて家族で楽しめるポイントをアピール、体感させ、「すごい!お母さんもやってみなよ!面白いよ!」という子供懐柔作戦を断行し、みごとチキンゲームを見事勝ち抜き、家に存在価値を認めさせることができました。

と、いうわけで晴れて家にやってきた任天堂の新しいハード、据え置き機にも携帯機にも変わるという「おまえらもうゲーム以外やるなや」と言わんばかりの作りになっておりますが、今私が娘とハマりにハマっているのが

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ゼルダの伝説・ブレス オブ ザワイルド

世界中で「世界最高のゲーム」と呼び声の高いこのゲーム。私もそう思います(今年で40歳になります)。
何がスゴイってやれることが多すぎます。

基本的には「厄災ガノン」という魔王的な存在をぶっ倒せばクリアになりますが、そのための道筋というのがほぼ無限に存在しています。

例えば冒険する世界が信じられないほど広いのですが、その中では色々な種族が生活しています。もちろん街を作って友好的に接してくれる者たちもいますが、砦や野営地などに居を構えてこちらを見るなり襲ってくるモンスターもたくさんいます。その時にどのように対処するのも自由、ということです。真正面から武器をぶん回して敵をなぎ倒すもよし、地形を利用して相手の見えないところから矢で仕留めるもよし、そのやり方は自由です。

私などは後者に上げた相手に気づかれぬように遠方から次々と矢で攻撃し、自分に出来る限り被害のないように仕留める、という私の人生そのものみたいなコスイ攻撃方法で悦に入っていたのですが、ふと8歳の娘が「おとうさん、その辺に火薬の入った樽が落ちてるよ」と声をかけてきましたので「あ、そうだね」と答えたところ、「ちょっと貸して」と私の手からコントローラーをもぎ取ったかと思うと矢をモンスターではなく火薬ダルめがけて撃ちました。次の瞬間爆風とともに一網打尽かつ木っ端微塵に吹っ飛ぶモンスター達。

唖然とする私に「なんかできそうだったんだよねーはぁー快感!!」とセーラー服と機関銃のヒロインのごとく恍惚の笑みを浮かべる娘の将来性に戦慄しました

モンスターの撃退法一つとっても凍らせたり痺れさせたりはたまた高いところから岩落として押しつぶしたり・・と数限りない対応法がありますが、そもそもこの世界の隅から隅まで冒険しようと思ったら住民票を相模原市からハイラル王国に変更する必要すら出てきます。中毒性が半端ありません。

私の場合、夜は22時に就寝、朝の5時に起きて筋トレとシャドーをこなした後の1時間をゲームの時間に使っているのですが、ゼルダを始めてしまうととても足りません。子供達が起き出してくる時間にゲームを続けたい自分の煩悩を打ち砕くためにボールペンを足に突き刺すくらいのテンションが必要になります。

まあ総じて家の人間皆で楽しく遊べる素晴らしいゲーム機であるのは間違いありません。
まだまだ品薄の状態が続いているようですが、ご興味のある方は購入を検討してみてもいいかと思います。

今何よりも恐ろしいのは娘のモンスターの撃退方法が日に日に周到かつトリッキーになっていくことです。
(昨日は磁力で鉄製の巨大な箱を高く持ち上げて置いてモンスターの頭上に落とし、同時に足元に転がしておいた爆弾で弾け飛ばした挙句にモンスターの時間を止めてタコ殴りにしていました)