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シュラスコ協奏曲 〜極限脱出〜

2017年12月11日 16:22(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

先日、私のコンサルタント相談のお客さまで新規の薬局を開局された先生をお祝いする会を開こうと友人の先生と3人で表参道にあります「バルバッコア・グリル」に行ってきました。

この店、結構な人気店でして「シュラスコ」と呼ばれるブラジル料理を振る舞います。


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シュラスコってのはでっかい串にこれまた巨大に切った肉やら野菜やらをぶっ刺して↑こんな感じのイケメンの外人のお兄さんたちが次々に運んできてくれるものを次々に喰らう、という料理形態です。
私の友人の奥様がかつてここで働いていた経緯があり、学生時代に初めて訪れて以来、その豪快で美味しい肉の魅力にすっかり魅了されてしまった大好きな店の1つでして1年に2〜3回は足を運びます。

この年末はとにかく健康相談やコンサルタント、セミナー講演がかなり過密に詰まっており、正直結構疲れが溜まっていたこともあり、久しぶりの肉祭りにテンションもマックスでした。
「開局おめでとうございます!」の乾杯とともに次々に運ばれてくる様々な部位の巨大な肉の塊に舌鼓をうちつつ話に花を咲かせます。すっかり盛り上がったところでお腹も大分膨れてきました。
いつも偉そうに「健康は胃腸をいたわることから」と言っている私ですが、「肉うめえなヒャッハー!!」とか言っているうちにそんなことがすっかり頭から転がり落ちていました。

この店のシステムとして120分の時間制なのですが、時間ギリギリまで回ってくる肉(ローストチキン、粗挽きウインナー、ロースステーキ、ガーリックステーキ、ハラミ肉、スペアリブ、クッピン(牛の背中のコブ肉)、ラムステーキなどなど他多種)やら玉ねぎ、パイナップル、チーズやらを胃の中に放り込んで会はめでたく解散となりました。

店に来る前と比べて明らかに動きの鈍くなったボディを引きずるように「楽しかった、またやりましょう」といいつつそれぞえ別方面へと帰路につきます。
表参道の千代田線のホームに一人立ち、ようやく一息。ちょうどいいタイミングでやってきた電車に乗ります。21時を回っていましたがさすが東京、電車はかなりの混雑です。

ふ〜いやあ食った食った もう当分肉は食べれないなあ。相変わらずのボリュームだったけど何とかなるもんだ。いやあ、しかし我ながらあんなに大量の肉をあっさり食べれちゃうんだからまだまだ僕の内蔵も元気いっぱごきゅりゅりゅりゅりゅりゅぐるるるるるるるるっるるる 「ゔむ?」

急激な便意と腹痛がとんでもない速度で襲ってきました。直前までの満腹による苦しさ、だけど幸せ☆な気分が一瞬にして猛烈な便意にぶち壊されます。お、おいおいおいおいおいおいおいなんだなんだなんだ、完全に消化不良の感じじゃねえかこれ・・やばい・・やばい・・とりあえず座らないとやばい、こんなに怒涛の感じで来られるとは完全に想定外だうわやばいやばいやばいやばい出る出る出る出る

さっきまでの上気していた顔から肛門波動砲に血の気が集まっていくのがわかります。

完全に楽しい気分から一転してとんでもないカミングアウト寸前の状態に叩き込まれ大ピンチもいいところです。電車の中で嘔吐することすらとんでもない大惨事を巻き起こすのにもしも下半身から渾身のかめはめ波など出そうものなら私が培ってきた全てはおそらく一瞬で水泡に帰すことになりかねません。いやだ!そんなのはいやだ!考えろ、考えるんだ、この状況を打開する方法を!何のための健康知識だ!活かせ!思い出せ!念じろ!出てこい打開策!!!!

ほわんほわんほわんほわん〜 来た!来たぞ!!


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「サーロイン イカガデスカ?」
てめえじゃねえ!すっこんでろ!!!(悶)


ぐぎゅるうううううううううううゅぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅギュイーン
「あッはああああん」

駄目です、どう考えてもダメです。波動砲充填120%です。

さらば地球よ 旅立つ船は 宇宙戦艦 やああああああああああああああああああああああああ


次の瞬間、ドアが開き私の前に座っていた若い女性が汚物を見るような顔で私を見ながらドアの向こうに飛び出していきました。なんだよ汚物はこれからだよ。

もはや何の思考もできなくなった状態で静かにぽっかりと空いた席に座り般若心経を唱え始めますと不思議な事にすーっと波がひいていきました。その後も地元駅に着くまで2回ほど波がやってきて悶絶する瞬間こそありましたが何とか界王拳10倍かめはめ波を肛門部から射出することなくトイレに駆け込むことができました。

あの若い女性に感謝したいと思います。汚物を見る目でみてくれてありがとう。君のお陰で助かりました。


皆さん、年末のこの時期、どうかお腹をいたわってください。僕との約束だ。