その時☆事件は起こった
2018年9月22日 13:30(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記
先日、いつものボクシングジムへ向かった時にいつもの駐車場があいにくといっぱいだったんですね。こういうことは珍しいのでちょっと困ったなあと思いつつ、それでもまあ近くにいくつも駐車場はあるのでそのうちの一つに停めることにしました。
ちょっと停めなれない駐車場に車を入れ、さあ〜ボクシングだ!と外に出ようとしたところ
あれ?
なんだかおじいちゃんが僕のドアの前にいます。
降りられません。
どうやらとなりの車に乗っていたおじいちゃんのようなので、まあすぐにどくだろうと荷物を確認してドアを開・・
まだいるんですけど
え?さすがに何やってるの?と思います。
大人気なくドアを開いてぐい、と押すという手段は極力とりたくないですがわざわざエンジンかけ直して窓開いて「すいません」っていうのも面倒くさいしなんかイヤです。
うーんどうしようかな、ということでとりあえず写メを撮りました。
パシャ パシャという音が車外に聞こえればいいのにと念を送りながら撮りましたが残念ながら届く気配はありません。
と、いうか素朴な疑問なんですけどこのおじいちゃん何してるんでしょうか?
よく見てみると自分の車のボンネットを見ながらぼんやりとしているようです。
特に何をしているというのがないだけに不気味ですが・・
あ、僕に気づいてないのかな。
ならば少々手荒いけど・・とドアをカチャリ、と少し開けてみました。
ゆっくりと振り返るおじいちゃん。
あ、気づいてくれたみたいだ。
ホッ、として非礼を詫つつ通してもらおうと一度ドアをガチャリと閉じた後にドアを開
どけやあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!(絶叫)
うおぉぉぉい!なんなんだ!?絶対今存在アピールできたよね!?振り返って僕のこと確認したよね?!なのに何!?むしろちょっとこっち寄ってきてるよね(前2枚と写真を比較してみよう!)!?どういうこと!?好きなの?!俺のこと好きなの?!ごめんね!妻がいるから無理!!
完全にドアを塞ぐ姿勢でフリーズしているおじいちゃん。
しかもイライラするのが特に何もしていないということ。
あ、いや違った僕の出るのを塞いでいるという唯一無二の動作がありましたねハハハハハ!!
こりゃあもう無理だわとドアをゆっくり開いて
「あのーすいません、出れないんですけど!」と少し強めに声をかけたら信じられないことに「え!いたの?」みたいな顔で僕を見た挙げ句に・・・それでもどかないんですけど!?!?!?!
もはや北斗百裂拳で全身のやる気スイッチを連打しても正当防衛が成り立つレベルの妨害っぷりに僕も完全にテンパりましておじいちゃんへの敬意を万力で粉砕しつつ「どいてもらっていいですかあ?!」と声をもう一度でかい声でかけましたところこれまた信じられないのですが「え?出れないの?」みたいな顔をして僕を見た後にかたつむりより遅い速度でゆっくりゆっくりとドアスペースから体を移動させました。
これを逃したらもう次はないという感覚で急いでボクシング一式を手に慌てて横を通り過ぎましたが、あのおじいちゃん、そのままどこに行くかと思ってふと振り返ってみたところ、反対側の車とのスペースに入り込んでまた動きを止めていました。