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あつまれ どうぶつのメメント・モリ

2020年5月 2日 17:13(できる限り)毎日更新 乱れ書き日記

「おとうちゃん「あつまれ どうぶつの森」やりたいんだけどな」

先日、愛娘がこんなことを言ってきました。

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「あつまれ どうぶつの森」は任天堂の人気ゲームタイトルの一つで、自分だけの「どうぶつの森」を箱庭感覚で0から構築できるというクリエイティブなゲームです。
どちらかというと芸術肌の娘にはぴったりのゲームなので実は個人的にも買ってあげたいな、と思っていたゲームソフトでした。

さらに自粛生活でせっかく楽しみにしていた小学校の新クラスに行くこともできずにいる不憫な娘に

「じゃあきちんと学校の宿題やる?おとうちゃんが1週間位見定めてきちんと頑張ってる!って思えたら買ってあげるよ」

「わーい!約束するよ!」

「よーしじゃあお父ちゃんと約束ね」

「わーい」

と、いうことで毎朝5時半から「フィットボクシング」をやっているリビングのマイニンテンドースイッチにこっそりとダウンロード購入をしておきました。

1週間位様子を見てしっかりと頑張れている愛娘に

「よし!じゃあSwitchの電源を入れてご覧!」

「え?おとうちゃんまさか?!」

「そう。そのまさかさ」

「うわー!ダウンロードされてる!ありがとうおとうちゃん!」

「いい島作れよ!」

こういう素晴らしい流れになることを夢見ていたんですが。

「なんかどうぶつの森買うとかなんとか聞いたんだけどまさか買ってないよね?」

「あ・・はい、買ってないです」

うちのボス(妻)の許可を取らずにスタンドダウンロードしたところ、身動きが取れなくなりました。

ここで妻に「残念だったな明智くん!もうすでにダウンロードはさせてもらったよ!フハハハ!」とか言おうものなら口から自転車の空気入れ突っ込まれてパンク寸前で放置させられます。

と、いうことで進むこと(愛娘に教えてあげる)も戻ること(返品)もできない状況になりました。
完全な地獄です。

せっかく娘と一緒に「カッコン島」を作ろうと思っていたのにいきなり頓挫しました。
むしろこのままだと島の名前が七転八島とかになりかねません。
そんなネガティブなイメージしか湧かない島とか嫌すぎる。

かと言って「あのさ、実はさボタン押し間違えて「あつもり」購入しちゃったんだけど。ふへへ」とか言ったら多分島作りの前に島流しになる可能性が高くなります。いくらなんでもそこまで危険な冒険に出ることはできません。

となれば打開策は一つのみ。
僕自身が買ったことにして自分の島を作って「こんな感じに遊べるんだ」ということを妻にアピールするしかありません。

僕がゲームを買うこと自体は妻は諦めているので「自分のために買った」という一種の治外法権が認められている我が家のルールを活用する他に術はありません。

と、いうことで今夜から僕の当帰四逆加呉茱萸生姜島での冒険生活が始まります。

誰も来ないなこんな島。