まずは大前提!知っておきたい「瘀血(おけつ)」ってなに?」
2009年11月28日 18:46いきいき血液の話
血液はからだのすみずみにまで酸素や栄養分を運び、人間の生命活動を支えています。毎日を健康に過ごすためには血の流れがいきいきしていることが絶対に欠かせません。
ところが現代では生活習慣の悪化、ストレス、加齢などにより血液の循環が悪くなっている人が急増しております。以前は中年期以降に多かった頭痛、頭重、肩こり、めまい、動機と言った症状の発症も最近ではどんどん低年齢化している傾向にあります。
中医学ではこのような状態にある人のことを「瘀血(おけつ)症」と定義しています。
血液循環の悪化、血液の質の低下により血液はドロドロとした状態になり、この状態が続くことで様々な体調不良があらわれます。上に書きました症状の他にも、手足の冷え、しびれ、神経痛、筋肉痛、生理痛、成人病全般(高血圧、糖尿病、高コレステロール血症状など)、狭心症、心筋梗塞、認知症、悪性腫瘍(ガン)などあげればきりがないまさしく病気の大元になる悪い状態、といえます。
しかし逆に考えればこの「瘀血症」を改善させることで別々の病を一度に改善、治癒、予防させることが出来るということにもなります。
中医学では「血液が蘇ればからだの状態は改善する」というこの考えを元に、「瘀血症」を改善させる様々な漢方薬が開発されています。(こういったカテゴリの薬を「活血化瘀剤(かっけつかおざい)」と呼んでいます)
当店でも冠元顆粒(かんげんかりゅう)を筆頭に、血液の質を高め、循環を改善させていく良いお薬が多数用意してあります。
万病の元になるこの瘀血を取り除いていくことが大半の病気の改善につながる、ということをまずは覚えておいてください。