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「元気」のルーツ。中医学と元気の関係

2013年1月18日 10:23元気で長生きのお話

 「元気」という言葉はもともと漢方(中医学)と深い関わりがあります。

元気の定義とは両親から受け継いだ「先天の精」が変化生成したものとされています。これだけ聞くとなんのこっちゃ?という感じになると思いますが。要するに生命活動の原動力となるものです。元気とは「中焦からもたらされる後天の精により補給、臍下丹田(陰交穴、気海穴、石門穴、関元穴のあたり)に集まり、三焦の働きで経絡を介し、全身を循って、臓腑・器官・組織に活力を与えるものである」・・・これも大変難しい言葉ですが、要するに親から受け継いだもともと持っているエネルギー量(先天の精)と生まれてから得るエネルギー量(後天の精)がそれぞれの流れを持って体の各臓器、機関、組織へと流れることで正常で健康な状態が保たれるということになります。

元気が旺盛なら下腹部に張りがあって、体内の臓腑・器官も力強く働くため、活気があって粘り強く、疾病にもかかりにくいということですが、逆に元気が衰えると、下腹部が軟弱となり、臓腑・器官も弱く障害を受けやすくなるので、活動も弱々しく、疲れやすく、冷えて、疾病にかかりやすくなってしまうわけです。

このような大切な「気」を補うために漢方では人参、黄耆、茯苓などを使います。処方で言えば補中益気湯、六君子湯が代表的な処方ですね。

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