冷えの起こる原因とは!?
2014年1月22日 12:43冷えのお話
現代女性の女性の2人に1人が「冷え症(冷え性)」というデータがあるくらい「冷え性」は国民的な病態といえます。冷えやすい部分は足、手、腰で、なかには背中がゾクッと水をかけられたみたいに冷たい、という人も。一般的には、年齢が若い人は手足が冷え、年齢をとると腰やおなかなど、中心部に冷えが移っていくケースが多いように思います(これにもきちんと理由があります)。
冷えの主な原因は体温調整に関わっている自律神経の失調です。自律神経には、寒さや暑さに私たちのカラダがうまく対応できるよう、体温を一定に保つはたらきがあります。暑いときは汗をかいて熱を放出し、寒いときは筋肉を動かして熱をつくったり、毛細血管を収縮させて熱を逃がさないようにしたりします。しかし、これが過度の冷暖房、(食)生活の乱れ、ストレスなどの要因により自律神経のバランスが乱れることで血管の収縮など体温調整がうまくいかなくなります。これによって冷たい外気にさらされたり、身体が冷えた時に体内で熱をつくりだしたり、熱を奪われないようにすることができず、冷えという病態が生み出されてしまうのです。このほか、貧血によって熱を運ぶ血液が不足したり、血液循環が悪くなったりしても、冷えは起こってきます。冷える原因にはこの他にも加齢がありますが、原因により冷える部位も変わってくるのが特徴です。
すなわち、冷える部位によって用いる漢方薬も全く異なってくる、ということになります。冷えはまさに万病の元と言えます。冷え性は血液状況が大きく絡む病態故に改善にはある程度の時間がかかることが多くありますが、身体の中からの改善なくして解消することの難しいものですのでお悩みの方は是非ご相談ください。
冷えの主な原因は体温調整に関わっている自律神経の失調です。自律神経には、寒さや暑さに私たちのカラダがうまく対応できるよう、体温を一定に保つはたらきがあります。暑いときは汗をかいて熱を放出し、寒いときは筋肉を動かして熱をつくったり、毛細血管を収縮させて熱を逃がさないようにしたりします。しかし、これが過度の冷暖房、(食)生活の乱れ、ストレスなどの要因により自律神経のバランスが乱れることで血管の収縮など体温調整がうまくいかなくなります。これによって冷たい外気にさらされたり、身体が冷えた時に体内で熱をつくりだしたり、熱を奪われないようにすることができず、冷えという病態が生み出されてしまうのです。このほか、貧血によって熱を運ぶ血液が不足したり、血液循環が悪くなったりしても、冷えは起こってきます。冷える原因にはこの他にも加齢がありますが、原因により冷える部位も変わってくるのが特徴です。
すなわち、冷える部位によって用いる漢方薬も全く異なってくる、ということになります。冷えはまさに万病の元と言えます。冷え性は血液状況が大きく絡む病態故に改善にはある程度の時間がかかることが多くありますが、身体の中からの改善なくして解消することの難しいものですのでお悩みの方は是非ご相談ください。