無理に笑わなくてもいい
2015年2月12日 16:05これだけはつたえたいお話
先日、ある自律神経系のお悩みを持つお客様が相談中に、不自然なほどに笑顔を浮かべたり、会話の中で笑ったりなさるので「どうかしましたか」とお聞きしたところ、「無理にでも笑ったほうが自律神経が安定する、と言われて」とのお答えが。
「笑う門には福来る」、「笑うことで体内の活性酸素が減少する」などなど。
確かに笑うということは決して悪いことではありません。泣き顔よりも笑顔の方が男女問わず美しいものです。
ですが無理に笑わないでも大丈夫です。少なくとも私の前では。
無理に不自然な笑顔を浮かべても心の中がお悩みでいっぱいであればその笑顔を作るのにはエネルギーが必要です。それはご自身の体に負担になってしまいます。
それであればせめて私の前でなら声をあげて泣いてください。
その方がよほどスッキリするでしょう。
そしてその無理に笑うエネルギーを「悩むこと」ではなく「毎日何か楽しいこと」を探すためのエネルギーにしてみてください。私は必ず毎晩寝る前に「明日はこんなことをしよう」と何か楽しみになることを考えてから寝るようにしています。
人生、楽しいことばかりではありません。不慮の事故に遭ったり大きな病を宣告されるかもしれません。でもどんな状況においても明日がやってくるのであればその明日に「楽しいこと」を探してみませんか?そのためのエネルギーは無駄にはなりませんし、それによって生まれた笑顔は本当の意味で健康状態にも人生にも福を運んでくるものになるでしょう。
辛い時 悲しいときはそれを隠して笑うのではなく、大きな声で泣きましょう。
隠したり溜め込んではいけません。そのためにいくらでも相談時間を割きたいと思います。
そして泣いて気が晴れたら楽しいことを探しに行きましょう。
そのためのお手伝いならいくらでもいたします。私、自慢じゃありませんが楽しいことを探す名人です。
泣き言、恨み言、悩み事を抱え込むと疲れます。楽しくありません。人生の無駄遣いです。
起こることは仕方ないので全部受け止めてその後に全部放り出して楽しいことを起こしましょう。自分の力で。楽しいことを考えている時、そしてそれを待ちわびている時、ワクワクします。嫌なことが並行して起きていても生きてて嬉しい!って本当に心から感じます。
無理に笑わなくてもいいんです。
自然に笑えるようになってください。
そのためのお手伝いを毎日ちょっとさせていただいております。