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無気力症状と目の疲れの関係

2015年10月19日 10:34自律神経、うつのお話

ここのところ「不登校」や「会社に行けなくなった」となどというお悩みが続々と寄せられています。

症状としては「気分が憂鬱になる」「気力が湧かない」などという状態も多いのですが、実はこうしたお悩みの際に非常に多いのが、「イライラが止まらない」、「過剰に神経質になる」などというような状態を引き起こされていること。そしてその方々の多くは「目を酷使している」ということ。

一見何の関係もなさそうに見えますが、パソコンや携帯電話でのメール、テレビゲームなど、目を酷使してしまいがちな現代。眼精疲労を放っておくと血液の循環が悪くなって、首や肩のこり、頭痛や吐き気などの症状につながることもありますが、自律神経に異常をきたすことにもつながり、上記したような神経過敏やイライラ症状につながることがあります。

中医学ではこうしたイライラ症状やヒステリーなどの「強い感情」を統括する部位を「肝」と呼びます。ここに失調を起こすと強い自律神経の抑制がきかなくなります。この肝と目の関係ですが、密接な関係があるとされ、肝は目の栄養源となる血液の貯蔵庫で、ストレスや過労などの影響を受けやすいのが特徴で、中医学では目の疲れは「肝の失調」と考えられています。

読書やパソコンなどで目を酷使すると目の栄養分である血液が消耗されますが、不規則な食生活や過労などによって肝の機能が低下すると、目の機能が低下することにつながります。ですから例えばネットゲームやスマートフォンに依存しているお子さんが自律神経に失調をきたし、不登校につながることも十分考えられるというわけです。

当店のような漢方薬局に関係のなさそうな「不登校」というお悩みの改善をご相談いただく方が多いのは私としても大変嬉しく思います。気分の落ち込みやイライラには生活環境以外にもこうした悪い生活習慣が原因となることがございます。お悩みの方は是非ご相談ください!

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