星薬科大学で漢方実習を執り行いました!(2年目)
2017年4月28日 09:58星薬科大学での漢方実習
月曜日から本日まで、母校である星薬科大学での漢方薬学実習を執り行ってまいりました!
本年で2年目となりますこの漢方薬学実習。
星薬科大学より「好きにやっていいよ」と言われている(つもりな)ので今年も好き勝手にスパークしてまいりました。
前年に引き続き漢方の効能、味、性質を分類した一覧表を配布し、それぞれの班で思い思いの「創作漢方薬」を作ってもらう内容ですが、今年は更に抽選した6班に「実際に創作した漢方を煎じて飲んでみる」という内容を加えました。
これにより、さらに味や性質について考えが深くなってくれたと手応えがありました。事実、飲んでみて「え!意外と美味しい!」という班もあれば「うげえっ!」となる班もあり。。。悲喜こもごも。
文字通り内容を「煮詰める」機会になったのではないか、と思います。
また、今年は「プレゼン」についても学んで欲しいと思い、「独創性」や「エンターテイメント性」、そして「プレゼン内容の整理、洗練」を課題に課してみました。
その結果、ある班はブルゾンちえみさんのネタにかぶせたプレゼンを作ったり、ある班は「奥義破局投丸」なる「イチャイチャしてるカップルに投げ飲ませて色々な効果でイチャイチャを止める漢方」を作り上げ、完璧なプレゼンで実習室を大爆笑で盛り上げ続けました。
笑いを起こせるプレゼン能力は社会に出て必ず役に立ちます。なぜなら笑いを作ることは一番難しいことと僕は考えているからです。
単なる実習発表ではなく、そこで個性を発揮し、見る方の興味を集めることができる。こういう場としてプレゼンの難しさと楽しさを知ってくれるきっかけになれれば嬉しいと思います。
発表してくれたどの班も漢方の知識はほぼない、という中で必死に考え、様々な漢方を作り出してくれました。「徹夜しても試験にしっかり頑張れる漢方」、「薄毛を治す漢方(実際に悩んでいる!とアピールしてくれた男子生徒さんが気合のこもった発表をしてくれました)」、「ドキドキして恋が止まらない漢方」、はては「先生に飲ませて試験問題を簡単にしてくれる漢方」などなど。。。いやはや。。。
独創性に今年も驚かされました♪( ´▽`)
あっという間の三日間でしたが後輩たちに教えるという貴重な時間を今年も与えてくださった星薬科大学の皆様、そして楽しく実習に取り組んでくれた学生さん全てに心から御礼させていただきたいと思います。
来年もまた行くからね!!!