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ジュクジュクした皮膚炎は「湿熱」のケアを!

2021年8月21日 18:03皮膚のお話

中医学には「湿熱(しつねつ)」という言葉があります。

「湿邪(しつじゃ)」という湿気の害があるのですが、これが体内に入るとだるさ、胃腸の不調、むくみ、めまい、耳鳴りなどが起こります。そしてこの湿邪が長く体内に留まると湿邪がより毒性の強い「湿熱」に変わっていきます。

湿熱が起こると前述した湿邪の害に合わせて膀胱炎や皮膚炎などの炎症症状が起こり、体の調子が一層悪くなってしまいます。
まずなにより大切なのは体に湿邪を溜め込まない生活習慣です。

具体的には糖質入りの飲料水を多く飲まない、適度な発汗(軽い運動や入浴)を心がける、というのが簡単にできる方法です。これらを日常に採り入れつつ、できる限り部屋の湿度を安定させること(除湿機を入れるなど)も大切です。

体の内外の過剰な湿邪からの負荷を減らすことで楽に過ごせるようになるはずです。湿邪も長く体内に停滞させないで定期的に発散させていくことで湿熱の発生は抑えることができます。

さらに漢方薬も有効で、竜胆瀉肝湯のような湿熱を取り除く漢方薬などを適正に選択することで改善が期待できます。
ただし湿邪も湿熱も一度体に定着するとしつこく体に残ってしまうので心当たりのある症状でお悩みの方はぜひお早めにご相談ください!

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