体の中にある生態系①~悪玉菌と善玉菌~
2007年11月 9日 11:06腸や便秘の話
ちょっと漢方の話とは違いますが
今日は腸内の善玉菌と悪玉菌についてお話したいと思います。
そもそもなんでそんな話をしようかと思ったかといえば
先日関西空港周辺でバッタが1000万匹以上という
異常発生し、それを食べに来た鳥のせいで飛行機の
運行が妨げられる恐れがありバッタを強制駆除した、
というニュースを見まして。
なぜバッタが大量発生したか、という原因に対して
蛇やカエルなどのバッタを餌とする動物が
激減してしまったことが考えられるようです。
つまり生態系のバランスが崩れたことにより
このような事態が起こったわけです。
これは人間の体内においても言えることです。
腸内細菌というのは全体数が決まっています。
つまり善玉菌と悪玉菌の合計は変わらないのです。
善玉菌が増えれば悪玉菌は減りますが
当然その逆もありえます。
善玉菌で代表的なものは乳酸菌です。
善玉菌(乳酸菌)はビタミンを合成したり
消化吸収をよくしたり細菌感染などを防いでくれます。
アレルギー疾患などの改善にも効果があるとされ
免疫力を強化させる効果も最近では騒がれています。
まさに善玉菌!というにふさわしい大活躍ですね。
これに対して悪玉菌は硫化水素、アンモニアや
発ガン物質であるインドールやフェノールなどの
有害物質を腸内にどんどんと発生させます。
この為 ガンを筆頭として様々な病気の原因に
なり、美容にとっても最悪です。
まさに悪玉!という感じですね。
ろくなことをしてません。
どこかの国の年金問題並みです。
便秘、アレルギー、肥満とそれに伴う
生活習慣病(高血圧、糖尿、高脂血症など)の
改善にはまずこの腸内環境をよくする事が第一です。
最近ではスーパーなどでも
腸内環境を整える乳酸菌飲料なども
多く出回っていますのでこういうものを
続けるのも一つの手段です。
ただし乳酸菌の食物で善玉菌を
持続して増やそうと思うと一日あたり
ヨーグルト換算で500gくらい摂らなくては
なりません。
脂肪分などもありますしそれだけの量を
毎日摂るのはやはり大変です。
当店では「証陽散」という生薬と乳酸菌を融合させた
お薬をお勧めしています。
1回分でヨーグルトなんと5000g(5kg!)分の
乳酸菌を摂取できてします超スグレモノ。
乳酸菌そのものも人の腸にしっかりと吸収される
EC-12という菌体を使っているため効き目も
バツグンです。
腸内の大掃除をしたい、
ずっとキレイな腸でいたい、と思われる方は
ぜひ一度お試しになってみてくださいね!
(甘酸っぱくて味も美味しいです)
[証陽散]
30包入り/5250円(税込み)
人間の体の中にも生態系は存在します。
全ての細胞、全ての菌体がそれぞれの役割を
しっかりとこなしていれば人は健康でいれるのです。
体内の生態系のバランスを崩さないように日々、
ご自分のメンテナンスを考えることがいつまでも
健康で美しくいるための秘訣だと思います。
ちなみに以前私の大学時代の同級生が
働いている職場の嫌われ者を追い出そう、と
我々友人の止めるのも聞かずにとうとうその彼を
転勤させてしまったところ、翌日から自分が
嫌われ者になってしまったという恐ろしい
生態系の崩壊を目の当たりにした事があります。
皆さんも生活環境の生態系には注意しましょうね。
(都市伝説)