新型インフルエンザ VS 漢方薬
2009年1月24日 13:32カゼ、インフルエンザのお話
今月 厚生労働省からインフルエンザ治療薬「タミフル」に耐性を示すインフルエンザウイルスの検出状況についての報告が発表されました。
それによると今シーズンに検出された「Aソ連型ウイルス」の大半にタミフルの耐性が見られたとのこと。
要するに治療薬の効果がないウイルスが現れた、と言うことですね。
この耐性を持つ厄介なAソ連型は今シーズンのウイルスの約30%をしめるものであり、昨シーズンにはタミフルへの耐性がなかったものでしたがどうやら変化してしまったようですね。
1月の時点で23都道府県でこの耐性インフルエンザウイルスが確認されており、今後も拡大が予想されているそうです。
私の住む町の近くでも先日ニュースでの院内感染による死者が出たと報じられていました。
やはり亡くなられたのは抵抗力の弱い高齢者の方だったようですが、赤ちゃんや幼児など抵抗力の弱い方にも心配は耐えません。
当店でも常々お勧めしております「板藍茶」(タイプを問わずカゼ、インフルエンザの予防に効果的)に対してのお問い合わせが後を絶ちません。それだけ皆さんのインフルエンザへの関心が高いものだととらえております。
まだお使いで無い方は猛威を振るいつつある現在、どうぞお試しくださいませ。予防効果は折り紙つきです。
また、これに合わせる形で以前にも免疫力を高める冬虫夏草などをご紹介しておりますが、食養生も大事です。ネギや根菜、生姜、鶏肉など体を温める食材を上手にお食事に加えてみたりするのもいかがでしょうか。私も昨日は鶏肉とネギを白味噌で炒めたものにタップリのキノコ(シメジ、エリンギなど)を加え、軽く蒸し焼きにした後に少量のバターで炒めなおした料理を作ってみました。
胃腸を温めれば血流が増し、体の冷えが改善することにより体の免疫も上がります。
板藍茶などによる日常の予防と併せてこういった食養生や生活習慣の改善(不規則な生活や運動不足)を見直していけばカゼやインフルエンザから身を守る体作りが自然にできることと思います。
また、初期のインフルエンザに関しましては解熱剤や抗生剤だけにたよるのではなく、漢方薬をご併用されることもお勧めいたします。麻黄湯(まおうとう)などの服用が病院などでは一般的のようですが、タイプや症状に応じた決め細やかな漢方の選択を行うことでインフルエンザによる体力の衰弱なども併せて防ぐことができます。
急性の症状にこそ効果を発揮する漢方薬も多種ございます。
新薬だけに頼るのではなく、体を滋養する目的でもインフルエンザの時に漢方の選択もご検討いただければと思います。
薬の効果に頼るのではなく自分の力で病気に打ち勝つことを考えるのが最も効率的かつ効果的な手段だと思っております。適度な運動等も効果的です。まずは自分の体の見直しから始めてみましょう!
決して小遣いの予算をかえりみずにボクシングジム通いを再開した自分への言い訳ではありません。