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花粉対策は花粉の時期から!はナンセンス

2009年1月31日 12:55花粉、アレルギーのお話

メディアでは今年の花粉は例年より早く飛び始める、と言っています。

事実がどうかはわかりませんが、意識されておられるお客様は少なくないようで、例年よりも早いこ時期からお客様のご相談が少しずつ増えております。

幸いなことに私はいわゆる「アレルギー疾患」に悩んだことはございません。自分の生活習慣が誰よりも優れている!などとは思いませんがやはり日常的な意識や漢方の使用により自然にアレルギーに対する力は備わってくるものだと信じております。

最近では花粉のシーズンの1~2ヶ月前から病院から抗アレルギー薬を処方され、服用を続けておられる方が多いようです。確かに花粉の入ってくる部位を薬の成分により塞いでしまう抗アレルギー薬の使用は症状の発現を抑える効果がありますが、それは根本的にアレルギー症状を発症する原因の解決にはなりません。

私はよくアレルギーの発現をコップにはいった水に例えます。

これはコップの中の水が暴飲暴食、ストレス、不眠、過労、加齢など様々な原因で増えていき、コップから溢れた時点でアレルギー症状が発症するというイメージですが、やはり花粉症を含むアレルギー症状と言うものは自由気ままに偶然の確立で発症するものではなく、何らかの原因の積み重ねによって起こるものなのです。

「花粉症の改善」という意味でなら抗アレルギー薬の服用だけで用は済むのかもしれませんが、それだけの様々な身体にとってマイナスとなる原因が溢れている体には花粉症だけでなく様々な病気を引き起こす原因となるものがウヨウヨといるわけです。

これを放っておいて良いわけはありません。

と、いうわけもございまして、もちろん「そろそろ花粉の季節だから何かいいお薬ありますか?」とご来局されるお客様が圧倒的に多いのですが、その際に私からお勧めするのはこぼれたアレルギーコップの水を減らすための漢方薬、あるいはそれに順ずる自然薬の使用です。

例年決まった時期だけの一時的な「ごまかし」ともいえるやり方ではなく、翌年には「あれ?今年は花粉症にならなかったな」というくらいの爽快なシーズンを過ごせるような そんな身体作りを是非お試し下さい。

それが皆様のお体そのものに対する一番の方法だと私は信じております。

中でもアレルギー症状にお悩みの方で便秘、貧血などといった症状にお悩みの方はお早めにご相談下さい。「通じる」ものが通じないという状況はアレルギーたちにとっての格好のエサです。

お体の「通じ」、すなわち消化、吸収、排泄を正すことがアレルギー改善への近道であり、避けては通れない道でもあるのです。

毎年花粉症によるくしゃみと涙で生きている心地もしない、という方。目に見えないアレルゲンなどに人間が負けてたまるか!!というお気持ちで一緒に取り組みましょう。涙を流すのは花粉症が治った時の嬉し涙だけです!

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