さて！前回はシベリア霊芝(チャガ)の魅力についてガン等に対する「免疫力増強作用」というテーマでお話していきましたが、今回はシーズンと言うこともありますのでチャガの持つ「抗アレルギー作用」についてお話したいと思います。

漢方のお話から外れて西洋学的な説明になってしまいますが、そもそも花粉等の異物である「抗原」が体内に入ると、体を守るために異物を排除しようとして「抗体」が作られます。

これが最も一般的なアレルギーであるＩ型アレルギーだった場合は「IgE抗体」と呼ばれる体に悪影響を及ぼす抗体が作られ、体の色々な組織に存在する「マスト細胞」という細胞にくっつきます。

この状態で次に異物が入ってくるとこの異物とマスト細胞に付着した抗体とが反応し、細胞が破壊され、ヒスタミン等の刺激物質が放出されることによって炎症が起こります。この炎症こそがアレルギーです。

ここにチャガを服用すると異物の侵入による反応が細胞を破壊するのを防ぐことができ、結果としてヒスタミンなどが放出することも抑えられるのでアレルギー反応が発現しなくなるのです。

さらにチャガが優れているのは細胞の破壊そのものを防ぐため、花粉に限らず抗体を作る様々な異物(ハウスダストやウイルスなど)によるアレルギーも同時に防いでくれると言う点です。いわゆる「抗ヒスタミン剤」などと総称される西洋薬はヒスタミンのみを抑制するなどピンポイントの効果を持つものがほとんどですのでそういう意味でも非常に使用範囲が広く、かつ安全性の高いチャガはアレルギー全般に効果的です！

生薬を西洋学的に分析する、という見方は実は個人的にはあまり好きではないのですが、「なぜこれを飲むと良くなるのか」と科学的な分析を求められるお客様が多いのもまた事実ですので、たまにはこういう切り口もいいかな、と思い書いてみました。

ただ基本的には「花粉に対して身体の力が負けてしまう」ことにより花粉症が発症するのも間違えのない考え方だと思っております。身体の弱った現代人の身体にいい意味で渇！を入れるチャガの力、ご興味のある方は是非一度お試し下さい。