「経過観察」。もう一歩進めてみましょう
2010年3月 6日 16:26自然治癒力向上のお話
皆さんは「経過観察」という言葉をご存知でしょうか。
「経過観察」とは 『病気の状態を注意深く見守ることで、医師にとって患者さんをみる上で非常に大切な
手段、方法』とされています。
要するに過度な薬を使わずに患者さんの自然治癒に任せてみよう、と言うことですね。
これ自体は薬を必要以上に服用していることの多い日本人の悪習から一時的にでも離れるわけで、とても良いことだと思います。ですが、この経過観察、患者さんにとっては精神的に辛いものではないでしょうか?
例えば、がんを克服された方が「経過観察しましょう」といわれた場合、また再発するんじゃないか、という不安に捕らわれながら生活することを想像してみてください。「自分が放り出されたような気分だった」とおっしゃった方も過去におられます。
そういった精神的なストレスがまた新たな病気への引き金となるような悪い循環を作り出す、と言うことも実際問題あると思います。まさに病は気から、という言葉そのものですね。
ならどうしたらいいか?
私はその経過観察を一歩進めてみることをお勧め致します。それはすなわち自分の自然治癒力を黙って観察するのではなく「自分で高めていく」方法です。
私はこれを個人的に「経過構築」と呼んで指導させていただいています。
漢方や自然薬はまさしくこの「経過構築」を行うために欠かせないものです。専門的な知識を持って皆様に自らの治癒力を高め、体内の循環を整えつつ元気を出していくための指導をさせていただきます。
品質に関して良いか悪いのか判断が出来ないくらい市場に溢れている健康食品やサプリメントを必死に選ぶよりもやはり伝統的な漢方薬や自然薬を経験に基づき、お勧めさせていただくことが何より皆様の健康作りのお力になれると考えております。
最近ではインターネット等の普及により手軽に漢方薬の検索ができる環境にはありますがやはり書かれている情報の通りに選べば適正な漢方薬や自然薬を誰でも選べる・・ということにはなりえません。そればかりか重篤な副作用を引き起こす危険性もありますので必ず専門の薬局へまずはご相談いただくことをお勧めいたします。
「敷居の高い」イメージの漢方薬局ですが少なくとも当店では気軽で親しみやすいどなたでも安心してご相談できる環境を作ろうと常々考えております。
お悩みは何でも相談して上手な「経過構築」を為し遂げましょう!
病気に怯えるのではなく、病気にならない、克服する為の前向きな力を一緒に手に入れていきませんか?