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本当の意味の「安定剤」は「腸」を癒す薬です

2010年5月15日 11:47自律神経、うつのお話

あまり知られていない話ですが、「脳」から分泌される様々なホルモンは全て「腸」からの命令によって分泌されているんです。思えば腸の具合が悪い(便秘、食欲不振などから慢性的な腸の不具合)方は思っている以上に精神不安や不眠などの自律神経が絡んでいる方が多いです。でも世の多くの人はこういった疾患に対してどういう対応をとるか?精神安定剤や不眠薬を飲むことのほうが一般的にとらえられていますよね。

漢方の考え方で物事を考えてみると「心」と「精神」は異なります。そして「精神」は「脳」に宿りますが「心」は「腸」に宿ると考えられています。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、安定剤や睡眠薬はあくまでも「精神」を安定させ、体を休めるものであり、不安感や不眠などの本質的な原因になっている「心」を癒すことは出来ません。

逆にこういった薬は腸を荒らすものが多く、長期で続けるほど症状が良くなるどころか悪化していくことになりかねません。ではどうすればいいか?「腸」を整え、充分な栄養を取ればそれだけで多くの精神状況は大きく改善します。

そしてそれができるのは腸に元気を与える生薬がたくさんある漢方薬だと考えています。本当の意味での安定剤は漢方薬や自然薬であることがお分かりいただけると思います。

「精神」と「心」の解釈というものは漢方を学ぶ人間でなければなかなかとっつきにくいものかもしれませんが、あくまでも心の病と言うものは「治せる」ものであり、抗精神薬、安定剤、睡眠薬などは状況を抑えるものであるという認識を頭においておかれれば昨今の安定剤の過剰使用により発生する問題を減少させることにもつながっていくのではないか、と考えています。

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