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化学薬品でうつ病は治りますか?

2011年3月 5日 10:53自律神経、うつのお話

近年精神科や心療内科の受信患者数が激増しておりますが、連日当店にはうつにお悩みの方のご相談があり、いらっしゃる方の多くが化学薬品による治療の中で劇的に状況が改善されたというより、むしろ悪化した、とおっしゃるのが大変に特徴的です。

これがなぜかと一言でいえば西洋の精神医学はまさに「対症療法」に固執しているからと思わざるを得ません。

例えば、うつ病の人は脳内のセロトニンという物質が少ないことからこれを増やす薬剤を用いますが、「少ないから増やせばいい」・・これだけで本当にうつ病が治ると思いますか?

私個人の意見を言うのであれば、はっきり「ノー」と言わざるを得ません。

うつ病をはじめとする精神疾患にはそれを引き起こす生活上のトラブルや要因が多くの場合に存在し、精神が衰弱することが最大の原因と私は考えています。これをただ単に脳内の化学物質が減ったから増
やせば治る、というのはあまりにも強引ではないでしょうか?

精神疾患を本当の意味で改善させるには

①疲れた脳細胞を回復させるためにきちんとした栄養を摂る

②ストレス源は生活に起因していることが大きいため、きちんとしたカウンセリング

③十分な休養(ストレス解消のための運動や整体も含む)

が必要と考えています。

漢方はこれらのサポートに有効です。

とてもシンプルですが、大事なのは化学薬品と極力手を切り、こうした努力を続けることと思います。もちろん、これらの化学薬品を用いられているドクターもきちんとメンタルケアをしておられる先生が多いことは承知しておりますが、「なんの話も聞いてくれずに最初に少し話をしただけで後は機械的に薬を処方されるだけ」という声が当店にご相談に来られる方には多く、この状態が漫然と続く中で患者さんの身体が薬に依存し、その服用量が次第に増えて行くケースが圧倒的に多いと感じます(重度の病態によりメンタルケアの及ばないような事例の場合は例外ですが)。

機械的に化学薬品を処方され、飲み続けることが良い結果につながるとはどうしても思えない私はやはり健全な体作りのために複合的なメンタルケアの指導を含めた漢方の服用をお勧めします。

心は体よりもデリケートです。対症療法で抑えて自然な回復を待てばいい、というものでは決してありません。

病院でうつ病と言われた、でも自分はそういう自覚もないのに薬をたくさん処方されてしまった、などというご相談も決して少なくありません。お悩みの方はできるだけお早めにご相談くださいませ。

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