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知っているようで知らない「免疫」と「アレルギー」

2012年7月20日 15:44免疫のお話

 
一般的に「免疫力が下がると病気になる」というように考えておられる方が多いと思います。もちろん間違いではありませんが、免疫力というのは白血球やマクロファージと呼ばれる「自然免疫(生まれながら持っている免疫力)」と、ヘルパーT細胞やNK細胞などと呼ばれる「獲得免疫(後天的に得る免疫力)」の2種類に別れ、体の中を守っています。そのメカニズムは例えばウイルスのような体にとっての異物が侵入してきた時に、それを排除しようとするのが主な働きになるのですが、自然免疫というのは無差別にこの異物...に攻撃を仕掛け、獲得免疫は目標を定めた上でそれぞれがもつ「能力」を用いてこの異物に立ち向かっていきます。ですから一般的に「免疫力が低い」というのはこれらの免疫システムの働きが悪い、という状態のことをいうわけで、この時には確かに外部からの刺激や毒物に対しての抵抗力が低い=病気になりやすいという解釈が成り立ちます。

その一方で、「アレルギー」というのは、本来体にとって有害な異物を排除しようとするこの免疫システムが、体にとって害をなさないものまで「有害」と誤認し、それを排除しようとしてしまう現象のことを言うわけ
です。つまりこれは免疫が弱いのではなく、「免疫システムの故障」という風に考えてみるとわかりやすいと思います。

ですからよく「免疫を高める」という言葉を使った商品を見かけますが、アレルギーに関しては上げるだけではシステムの故障を修復することはできないわけですから効果を成しません。壊れた免疫システムを修復させるのと「免疫力を高める」というのは似ているようで異なるものであるということをご理解いただければ、と思います。

当店ではこの免疫システムの修復、調整に「ルミンA」や「バイオリンク」などを利用し、アレルギーや免疫に関わる疾患に大きな成果を上げております。

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