冬の隠れ脱水症にご用心!
2012年12月21日 13:31冬の病気のお話
冬場に多い「隠れ脱水症」。
最近テレビなどでもかなり取り上げられていますね。
発汗がないぶん、冬場は水分摂取が少ないのですが、乾燥の強いこの時期、特にインフルエンザやノロウイルスなどの消耗性の疾患が流行りますと気がつけば脱水症状に・・ということも少なくありません。
隠れ脱水症の怖いのは自覚症状のないままに進行していくと血液粘度が高くなり、血管がつまり、脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こす危険性があるという点。
これは漢方、中医学的には「陰虚(いんきょ)」という体質が引き起こす病態と考えられます。
「陰」とは簡単に言いますと体をクールダウンさせるための力であり、消耗性の疾患や疲労、ストレスなどにより減少していきます。
特徴としては手先の皮膚のカサカサ、口の中がネバネバになる、喉のイガイガ感、倦怠感、めまい、たちくらみ、ふらつきという自覚症状があります。
水分を摂取するといっても過剰にとればそれはそれで新たな不調を呼ぶことになりますので「イスクラ麦味散顆粒(ばくみさんかりゅう)」を服用するのが一番のお勧めです。麦味散顆粒は体液を増やし、血液の粘りを取りさらってくれる非常に便利な漢方薬。夏場でも冬場でも大活躍します。
ノロウイルスやインフルエンザの予防には板藍茶を使いながら麦味散顆粒を服用していくことで冬もプリプリお肌を保ちながら元気に過ごせること請け合いです!