安易に降圧剤を飲むのはちょっと待って!
2014年6月 2日 14:00いきいき血液の話
【安易に降圧剤を飲むのは・・】
おそらく日本人が一番服用しているカテゴリの薬は何かと言われたら高血圧薬だと思います。
製薬会社の決めた(別の団体も個々に決めていますが)高血圧水準に沿って「高血圧患者さん」は作られ、「血圧を下げないと危ない」と言われるがままにそこからほぼ一生涯飲み続ける可能性の高い血圧薬を始める事になります。
確かに高い血圧は血管にダメージを与えたり重篤な障害の原因になります。しかし、考えてみて欲しいのは「なぜ血圧は上がるのか?」ということ。人体の変化に理由の無い事は1つもありません。血圧が上がるのにはきちんと理由があります。
そしてもう1つは「本当に高血圧薬を飲むと言うリスクを冒してまで飲む必要がある段階なのか?」ということです。
血圧が上がる原因はいくつか存在しますが、加齢や生活習慣により血管の中には血液の汚れなど「不要なごみ」が次第にこびりついて行きます。こうなりますと身体はこの汚れを何とか洗い流そう!と反応します。この結果血圧が上がります。つまりこの場合の原因は「血液の汚れ」なわけですね。では、ここで血圧を下げる薬を飲んだとしましょう。確かに血圧(=洗い流す水流)は低下するでしょう。しかし、血圧が上がった原因である「血液の汚れ」はどうなるでしょうか?はい、その通り放置ですね。
つまりまとめますと「汚れが強いので洗い流す水流が強くなったのですが、これでは身体に負担がかかるから、と言う事で水流だけ低下させた」、という状況です。
この状態で血圧を下げ続ければ確かに高血圧によりかかっていた負担に関しては軽減されるでしょう。しかし血の汚れは落とされた血圧では流しきれず、溜まる量は増すでしょう。その結果にリスクとして増大するのは「梗塞のリスク」であることは言わなくてもおわかりいただけるかもしれません。
つまり、血圧の薬を安易に使うべきでない、というのはこうした別の場所に表れてしまうリスク=副作用が存在しているからなのです。確かに血圧があまり上がる前に飲んで負担をかけないようにする、というのはもっともらしく聞こえますが、一番に考えなくてはいけないのは「汚れが溜まりやすい血液の状況を浄化する」ことであり、血圧を下げる事ではありません。
基準を少し超える程度の高血圧(これすらも最近では上り下がりしていますので信憑性が揺らいでいる所ですが)であればまず生活習慣の改善、適正なダイエット、漢方、自然薬などで血液の浄化を行った上で服用の是非を判断してもなんら問題はありません。どうせ飲み始めればほぼ一生涯飲まされる事になると思えばそれくらいの時間はなんでもないはずです。
高血圧の薬だけに限らず、西洋薬を飲むのであればその主作用と同時に副作用についてもしっかりと自分で納得した上で使うべきです。そして原因を改善させない限り慢性病は治る事は無い事もどうか覚えておいて下さい。服用前に説明される「害はないから」という言葉は正しくは「(短期的には)害がないから」という意味であり、安易な服用を繰り返すうちに気がついたら複数の薬を飲み続けていた、ということになりかねません。診療科をたらい回しにされるような現代医療の状況下で「お医者さんが言うから」というのはもう止めましょう。自分の体を管理するのはあくまでも他人ではなく自分なのですから。
おそらく日本人が一番服用しているカテゴリの薬は何かと言われたら高血圧薬だと思います。
製薬会社の決めた(別の団体も個々に決めていますが)高血圧水準に沿って「高血圧患者さん」は作られ、「血圧を下げないと危ない」と言われるがままにそこからほぼ一生涯飲み続ける可能性の高い血圧薬を始める事になります。
確かに高い血圧は血管にダメージを与えたり重篤な障害の原因になります。しかし、考えてみて欲しいのは「なぜ血圧は上がるのか?」ということ。人体の変化に理由の無い事は1つもありません。血圧が上がるのにはきちんと理由があります。
そしてもう1つは「本当に高血圧薬を飲むと言うリスクを冒してまで飲む必要がある段階なのか?」ということです。
血圧が上がる原因はいくつか存在しますが、加齢や生活習慣により血管の中には血液の汚れなど「不要なごみ」が次第にこびりついて行きます。こうなりますと身体はこの汚れを何とか洗い流そう!と反応します。この結果血圧が上がります。つまりこの場合の原因は「血液の汚れ」なわけですね。では、ここで血圧を下げる薬を飲んだとしましょう。確かに血圧(=洗い流す水流)は低下するでしょう。しかし、血圧が上がった原因である「血液の汚れ」はどうなるでしょうか?はい、その通り放置ですね。
つまりまとめますと「汚れが強いので洗い流す水流が強くなったのですが、これでは身体に負担がかかるから、と言う事で水流だけ低下させた」、という状況です。
この状態で血圧を下げ続ければ確かに高血圧によりかかっていた負担に関しては軽減されるでしょう。しかし血の汚れは落とされた血圧では流しきれず、溜まる量は増すでしょう。その結果にリスクとして増大するのは「梗塞のリスク」であることは言わなくてもおわかりいただけるかもしれません。
つまり、血圧の薬を安易に使うべきでない、というのはこうした別の場所に表れてしまうリスク=副作用が存在しているからなのです。確かに血圧があまり上がる前に飲んで負担をかけないようにする、というのはもっともらしく聞こえますが、一番に考えなくてはいけないのは「汚れが溜まりやすい血液の状況を浄化する」ことであり、血圧を下げる事ではありません。
基準を少し超える程度の高血圧(これすらも最近では上り下がりしていますので信憑性が揺らいでいる所ですが)であればまず生活習慣の改善、適正なダイエット、漢方、自然薬などで血液の浄化を行った上で服用の是非を判断してもなんら問題はありません。どうせ飲み始めればほぼ一生涯飲まされる事になると思えばそれくらいの時間はなんでもないはずです。
高血圧の薬だけに限らず、西洋薬を飲むのであればその主作用と同時に副作用についてもしっかりと自分で納得した上で使うべきです。そして原因を改善させない限り慢性病は治る事は無い事もどうか覚えておいて下さい。服用前に説明される「害はないから」という言葉は正しくは「(短期的には)害がないから」という意味であり、安易な服用を繰り返すうちに気がついたら複数の薬を飲み続けていた、ということになりかねません。診療科をたらい回しにされるような現代医療の状況下で「お医者さんが言うから」というのはもう止めましょう。自分の体を管理するのはあくまでも他人ではなく自分なのですから。