体のサビ・病気の根源「活性酸素」
2014年7月19日 10:25疲れの話
近年爆発的に増え続けている糖尿病・高血圧・ガンなどの「生活習慣病」。
「医療技術の発展でガンが怖い病気では無くなって来た」などという物言いを良く目にしますが、そもそもガンなどの病気がこれだけ激増して来たのはこのごく数十年の話です。これは一体なぜなのでしょうか?
明確に言える事は我々日本人の食が乱れ、生活習慣が乱れているからに他なりません。
日本には古来より世界的に見ても非常に珍しいほど四季がはっきりと存在し、それに伴い数えきれないほどの葉物野菜・根菜が取れます。稲作にも適し、日本人の食は明治時代に入る頃までは驚くほど健康的で素晴らしいものでした。土も良く、水の質も素晴らしいのでそこで取れる作物にも生命エネルギーの源になる力があふれていました。
しかし現代では大気は汚染され、水が汚される事で降る雨は酸性化し、それを吸収する土も汚染される。そこに大量の農薬や化学肥料で育てられた見栄えだけは良い食べ物を毎日何の疑問も無く口に運ぶ人が何と多い事でしょうか。最大の問題は体の中に発生する体のサビ、病気の根源になる「活性酸素」を除去する為の「抗酸化物質」はこうした農産物や水に含まれているのですが、これが大変に減って来ている、と言う事実です。
活性酸素とは、体内で食べ物をエネルギーに変える過程で生み出されるものであり、我々の身体は生命を維持する過程の中でこの活性酸素が体に作られます。一言で言うならエネルギーの燃えカスのようなものと言えるでしょうか。本来我々は、この活性酸素を武器としてうまく使い、免疫の仕組みを保っています。人間の身体は栄養のカタマリですから、活性酸素という武器がないと、すぐにウィルスやバクテリアに侵されてしまうのです。活性酸素は身体にとっての異物を攻撃してくれるのです。
しかし、活性酸素が増えすぎると逆に身体に害を及ぼします。活性酸素は非常に活発に反応し、体自身をも傷つけ、身体を酸化させ、どんどん老化させてしまいます。そして炎症を起こし、その炎症がひどくなると、ガンになり糖尿病になる・・つまりいわゆる生活習慣病と言われる様々な病気につながっていくわけです。
そこで、酸化した身体を酸化前の状態に戻せるか、というところで良質な作物や水に豊富に含まれている(いた)「抗酸化物質」が必要になるのです。しかし・・・現在は酸化物質は汚染されたり添加物まみれの加工品により増え続ける一方で抗酸化物質は減少の一途をたどっています。生活習慣病が増えるのはごく当然の事、といえるでしょう。
現代は人間の身体が汚れてまくっています。
漢方薬や当店で用いている良質な葉緑素にはこうした抗酸化物質を豊富に含むアイテムがあり、こうした生活習慣病の予防や改善に抗酸化の観点より活躍してくれていますが。大切なのはやはり皆様が今口にしている農作物・食肉・加工品・水を見直すところからであると私は考えています。大人の生活習慣のみならずお子様のアレルギーなどにも深く係る「酸化」。一度真剣に考えてみませんか?ご相談ください。