心の悩みが治らない理由
2014年11月 8日 15:43自律神経、うつのお話
つい先日あるお客様とお話ししていた際に「心の病が治らない」という事について私が申し上げましたのが「人生に目的のない人は（心の）病気が治りにくい」ということ。
心の病に限らず、多くの病気というものは「治したい」という気持ちがあるとないのとではその治り方に雲泥の差がでます。特に心のお悩みを抱えておられる場合、「治ったら〜がしたい」という欲求そのものが時間とともになくなり、無気力な感情や体の状況が本来直すべき体の機能をそのまま放置する・・という状態を私は幾度となく見ています。これは例えばお仕事を定年で退職された後に急速に老け込まれたり、認知症にかかられたりするのと同じメカニズムであると考えております。
もちろん「治したい」という気持ちはきっとどなたもがもっているものでるとは思います。しかしひょっとしたらその先にある「治して〜をやりたい」という人生の目標や楽しみを持っていない、ということはありませんでしょうか？
些細なことでも構いません、できればご本人様が笑顔になれる何かであると良いと思います。もしこの文章を読んで何か感じることがあったという方がもしおられたらまず何かご自身の趣味や楽しみを探してみてはいかがでしょうか。
「一度きりの人生」という言葉はなんだか陳腐で照れ臭いものではありますが、その一度きりの人生、楽しまなければ損ではありませんか？毎日が楽しくて仕方ない、幸せで仕方ない、というのはその方の心の持ちようであると思います。
もっとお金があればいい、自由があればいいと羨んだり妬んだりするより現状でそうした幸せを見つける努力こそが人生を元気に素敵に過ごしていく方法ではないかと私は思います。
心の病に限らず、多くの病気というものは「治したい」と
もちろん「治したい」という気持ちはきっとどなたもがも
些細なことでも構いません、できればご本人様が笑顔にな
「一度きりの人生」という言葉はなんだか陳腐で照れ臭い
もっとお金があればいい、自由があればいいと羨んだり妬
