家事、育児、仕事・・働くママさん「物忘れ」多くないですか?
2015年1月17日 12:59ストレスのお話
当店ではここのところ「物忘れ」「ボーッとしてしまう」というお悩みを訴える方が非常に増えております。
しかもほとんどが女性。そしてこれはご高齢の方ではなくそのほとんどが30代から40代前半のママさんに多く見られます。いったいなぜでしょう?
記憶や感情を管理する人間の脳にはエネルギーである「気」と「血」が潤沢に流れ込むことで正常な働きをすることができます。しかし、子育て世代のママさん達の多くは家で一日中「子育て」と「家事」に追われるケースが多く、そういう状況の中で知らず知らずのうちにストレスと疲れを溜め込んでいきます。
例えば忙しい仕事でも内容が毎日異なり、外に飛び出していくようなお仕事であればその都度気分の転換も可能になりますし、その状況に応じて脳をフル回転!という必要性が出ますが、どうしても日々同じことを繰り返す、という中で気や血を消耗するストレスが蓄積してしまいがちです。言葉を離さない赤ちゃんと一日中家に閉じこもりがちだったり、少し大きくなって言うことを聞かずに暴れまわる小児を一日中追いかけまわしたり。そしてそんな大変な状況を理解してくれないご主人。こういう状況ですといくら可愛い我が子であってもやはり疲れてしまいますよね。子育て世代のママさんにこうしたお悩みが多いのはこのせいだと考えられます。
こうした物忘れ、ぼーっとする状態に合わせて不眠や不安感、動悸、パニックなどの症状が出始めていたら要注意。脳への気血の流れが大きく損なわれている可能性があります。そしてそうした症状に安易に向精神薬を用いるのは症状そのものを悪化させる可能性が非常に高くお勧めできません。
消耗している気血を回復させ、ストレス耐性をつける漢方薬の服用が非常に効果的です。
お悩みの方はできればお早めにご相談ください。
もちろんお子様連れのご来局も大歓迎です。