HOME健康になりたい>「逍遙(しょうよう)」の気持ちが五月病を防ぐ

「逍遙(しょうよう)」の気持ちが五月病を防ぐ

2015年4月13日 17:12春の病気のお話

4月になり新しい生活が始まった方も多いかと思います。

それに伴いここのところご相談で多いのがお子様のチックや多動、大人になりますと気持ちのイライラ・そわそわ感、だるさ、無気力など。これらが悪化していきますといわゆる「五月病」へと移行していくケースが多くなります。

五月病とはざっくり漢方医学的に分類しますと「肝(かん)」の支配下でスムーズに流されるべき「気」「血」「水」の流れが体の各所で滞ることで様々な不調が出る状態としてとらえられています。すなわち五月病は漢方の定義で言えば「肝気鬱結(かんきうっけつ)」という病態が主たるものとされているのです。つまりは「肝の病態」と言えます。そしてこの肝気鬱結を引き起こす原因は何か?と言われれば3〜4月の気候や新しい環境に対する「ストレス」と一言で申し上げることができます。

事実、五月病の主症状は精神症状で言えばイライラや焦燥感が強く出たり、逆にヤル気を失ったり不安感が募ったり。肉体症状では頭痛・腹痛・不眠・疲れやすい・朝が起きれない・めまい・筋肉の痙攣などがあります。
これらはいずれもストレスにより「肝」が炎上し、その時期が続くことでいわゆる「燃え尽きてしまった」後の症状になります。3〜4月の刺激でボロボロになった体が引き起こすのが五月病、といえばわかりやすいでしょうか。

ですから五月病にかかりたくない!と思うのであればどうすればいいかと申しますと知らず知らずに蓄積している「ストレスの発散」を心がけるのが何よりです。お好きなことをしたり体を目一杯動かしたり気分を変えてみたり・・というのももちろん効果的。その他には香りの強い食材(セロリなどの香味野菜・柑橘類など)を積極的に食事に取り入れたりするのもよいでしょう。それでもダメなら「リラックス」の意味を持つ「逍遙(しょうよう)」の名を掲げる「逍遙丸(しょうようがん)」をお試しあれ。

飲めば溜まったストレスがスーッと外に抜け出ていきます。
(私も夫婦喧嘩の時には大変お世話になっています)

春は「肝の時期」と呼ばれる時期です。
この時期に負担のかかりやすい肝を逍遙丸でいたわり、やがてやってくるであろう五月病を跳ね除けるリラックスした気持ちを手に入れてください!

そのほかにも肝をケアする漢方薬はたくさんございます。ご自身にあった漢方薬をお選びください。
ご相談、お待ちしております。

category

goaisatu 「家計の時間」連載
「痛み」のお話「赤ちゃんの部屋」連載
「食の安全」のおはなしいきいき血液の話
お勧め薬のお話これだけはつたえたいお話
めまいのお話アスリート・運動好きの人の漢方のお話
イベント告知!カゼ、インフルエンザのお話
ステロイドの話ストレスのお話
タクヤ先生の漢方講座リウマチの話
リクルートリクルート(期間限定)
中医漢方radioバックナンバー中医漢方videoバックナンバー
乾燥のお話五月病のお話
他業種とのコラボ企画健康サービスのお話
元気で長生きのお話免疫のお話
児童虐待に悩む親御さんへの話冬の病気のお話
冷えのお話募集中セミナー
取材・メディア露出など口内炎のお話
口臭のお話呼吸器のお話
夏の病気のお話子宮筋腫のお話
小児・乳幼児のお話循環器のお話
心臓疾患のお話打撲・捻挫のお話
星薬科大学での漢方実習春の病気のお話
暴飲・暴食のお話梅雨の不調のお話
水虫のお話汗のお話
漢方講座開催&参加募集生理のお話
生理トラブルの話男性のお話
男性更年期のお話疲れの話
痛風のお話癌のお話
皮膚のお話目のお話
睡眠のお話秋の病気のお話
糖尿病のお話経営・漢方販促セミナー
老化対策の話耳のお話
肝のお話肥満、ダイエットのお話
胃腸のお話脳血管障害、脳梗塞のお話
腎・膀胱系のお話腸や便秘の話
自律神経、うつのお話自然治癒力向上のお話
花粉、アレルギーのお話血圧のお話
行って来た講義内容など認知症のお話
頭の良くなる漢方薬の話頭痛のお話
顎関節症のお話顔色と病気のお話
飲酒のお話骨のお話
髪のお話30日で体を生まれ変わらせる
日本全国どこからでも対面相談が可能です! ご相談予約 総合受付