ベトベト「湿」は体調不良の大原因
2015年5月 8日 14:05梅雨の不調のお話
これを書いている5月中旬。
まだまだ爽やかな日が続いてはおりますが、五月の台風の接近のニュースなどもあり、次第に大気中に湿気が増えてきたことを感じる季節になってきます。
漢方の考えには健康の大敵として「湿(しつ)」という要素が存在しています。これはいわゆる「湿気」だけではなく、体の中に生まれた余剰な水分がさばききれずに体内に蓄積され、健康を害する一要素として変化してしまったものも含んでいます。体内に溜まった「湿」は「痰湿(たんしつ)」などと呼ばれ、胃腸障害やめまい、耳鳴り、吐き気、だるさ、むくみ、果ては不眠など多くの体調不良を引き起こす原因となります。
梅雨などの湿気の多い時期はただでさえこの湿が体に溜まりやすくなりますが、その他にも暴飲暴食(飲酒や喫煙も含む)や食事、就寝の時間が遅いなど悪い生活習慣を続けることでも蓄積していきます。清純な体液が悪い生活で次第に汚れベタベタと体内に溜まっていくイメージを持っていただくとよろしいのではないでしょうか。こうなりますと常に体には重だるい水気が残り、不調が表面化してきてしまいます。
これに対し、漢方薬ではこの湿を効率良くさばいていく力を持つものがあり、健康改善に大きく寄与してくれます。上記したような症状にお悩みの方、ひょっとしたら「湿」が体に溜まっているかも・・・?当店では漢方薬だけのケアではなく、お話しを伺った上での生活の見直しも合わせて体内から「ベトベト湿」を取り除いてスッキリ元気!の毎日を作り出すお手伝いをさせていただきます。
まずはご相談ください。