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乾燥を防ぐ食材と漢方薬

2018年8月23日 14:08秋の病気のお話

湿気と暑さにげんなりの夏ですが、実は次の季節である「秋」の養生はそろそろ始めていく必要があります。

夏から秋への大気の変化はやはり湿度が次第に低下し、乾燥し始める、という点につきます。夏の湿気にさらされていた体は乾燥に敏感で、特に乾燥の害である「燥邪(そうじゃ)」の影響を受けやすい呼吸器や皮膚、便通など「肺」との繋がりの深い臓器や器官には注意が必要となります。これに対してどのような養生が求められるかといいますと、まずは夏の時期には胃腸系を大事にする、ということです。胃腸系の健康が肺の機能を維持する、というように中医学では脾(胃腸)と肺の深いつながりを示しています。ことに夏の暑さで冷たいものを飲食したり、冷房でお腹を冷やしたり、湿気を溜め込んでしまいやすいために夏の胃腸の疲れがそのまま秋の肺の失調を呼ぶ、ということになるわけです。

ですから食養生としてはまずは夏の胃腸の疲れを回復されるための白米、やまいも、じゃがいも、太刀魚、鶏肉や、乾燥が少しずつましてくるようになったら肺を潤すごぼう、れんこん、銀杏、百合根、梨、杏仁、みかんなどの食材を積極的に摂ってきましょう。毎年秋口になると呼吸器や肺などの調子を崩す、という方は肺の機能を高める漢方薬を夏の終わり頃から飲んでおくのも良いでしょう。凄く楽に過ごせると思います!

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