中医学によるメタボ対策
2019年7月18日 11:01肥満、ダイエットのお話
こんにちは、スタッフますみです。
メタボリックシンドロームという言葉がすっかり定着しましたが、お腹のお肉も定着している方は多いのではないでしょうか?
加齢とともに代謝や胃腸機能が落ちるので、脂っこい・甘い・味の濃い食べ物(中医学では「肥甘厚味(ひかんこうみ)」といいます)の摂取に気を使わないと、あっという間にお腹がパンパンに膨れ上がりますね。
中医学では肥甘厚味の摂りすぎは体に熱を生み、その熱によって体液がドロドロして『痰(たん)』という物質(咳と一緒に出る痰のようなドロドロのもの)が生成され、痰が体全体の水分の流れを邪魔し浮腫みが生じ、その結果肥満体が作られると考えます。
この肥満タイプは、元々体に熱を持ちやすい男性に多いです。太るとお腹がパンっと張ってしまいます。
「熱」と「痰」がこもる体質の放置は、肥満以外にも、排泄物や分泌物が粘っこくベタベタし黄色く、口臭や加齢臭など、中年男性特有のお悩みを招きます。
これらの症状には【イスクラ温胆湯(うんたんとう)】がオススメ。
体内の熱を冷まし、痰をゴシゴシ体から削ぎ落としてくれます。
しかし漢方薬は、上記のように「熱を持ちやすい体質」「痰を溜めやすい体質」を改善することが仕事で、あくまでも「手助け」でしかないのです。そこにいつもどおり肥甘厚味や酒、タバコなどを摂取していれば何も意味を成しません。
摂取する食べ物の見直しと息が少し上がるくらいの運動の導入はやはり必要です。
漢方薬と少しの努力で、スッキリボディーを目指しませんか?
※痰を取る漢方薬は種類がたくさんありますので、ご相談いただければ最適な漢方薬をお選びします。
お気軽にご相談ください!