HOME健康になりたい>水は積極的に摂ったほうがいいの?

水は積極的に摂ったほうがいいの?

2020年8月 6日 11:43夏の病気のお話

夏時期になるとテレビでは「熱中症予防のために水分をしっかり摂りましょう!」の大合唱が起こりますよね。

確かに人間の体の大部分は水分でできています。適度な水分摂取はとても大切なのですが、老若男女、体重も体質も生活環境も異なりますよね。どんなものでも過剰にとったら害になります。

「水はどんどん飲みなさい」

「1日2リットルは飲みなさい」

こんな風に医療関係者や誰かに言われた経験をお持ちのひとは多いと思いますが、中医学には「水滞(すいたい)」という病態を示す言葉があります。読んで字の如く、体内に過剰な水分が停滞してしまった状態のことを言います。

この状態になると、めまい、耳鳴り、頭重、吐き気、むくみ、だるさなどが次々に起こります。

中医学ではなくても「水中毒」という言葉も最近耳にするようになりました。ようやく過剰な水分摂取の危険性に警鐘を鳴らす向きになってきているのは喜ばしいとは思いますが、まだまだ「水はたくさん飲んだほうがいい」と妄信的に信じて体調を崩しても水を毎日真面目に飲み続けている方が多いのも事実です。冷えた水はできるだけ飲まないこと、一気に大量の水を飲まないことなどに注意していただき、体調不良が出た時は水の過剰摂取を止めるように心がけておいて下さい。

category

goaisatu 「家計の時間」連載
「痛み」のお話「赤ちゃんの部屋」連載
「食の安全」のおはなしいきいき血液の話
お勧め薬のお話これだけはつたえたいお話
めまいのお話アスリート・運動好きの人の漢方のお話
イベント告知!カゼ、インフルエンザのお話
ステロイドの話ストレスのお話
タクヤ先生の漢方講座リウマチの話
リクルートリクルート(期間限定)
中医漢方radioバックナンバー中医漢方videoバックナンバー
乾燥のお話五月病のお話
他業種とのコラボ企画健康サービスのお話
元気で長生きのお話免疫のお話
児童虐待に悩む親御さんへの話冬の病気のお話
冷えのお話募集中セミナー
取材・メディア露出など口内炎のお話
口臭のお話呼吸器のお話
夏の病気のお話子宮筋腫のお話
小児・乳幼児のお話循環器のお話
心臓疾患のお話打撲・捻挫のお話
星薬科大学での漢方実習春の病気のお話
暴飲・暴食のお話梅雨の不調のお話
水虫のお話汗のお話
漢方講座開催&参加募集生理のお話
生理トラブルの話男性のお話
男性更年期のお話疲れの話
痛風のお話癌のお話
皮膚のお話目のお話
睡眠のお話秋の病気のお話
糖尿病のお話経営・漢方販促セミナー
老化対策の話耳のお話
肝のお話肥満、ダイエットのお話
胃腸のお話脳血管障害、脳梗塞のお話
腎・膀胱系のお話腸や便秘の話
自律神経、うつのお話自然治癒力向上のお話
花粉、アレルギーのお話血圧のお話
行って来た講義内容など認知症のお話
頭の良くなる漢方薬の話頭痛のお話
顎関節症のお話顔色と病気のお話
飲酒のお話骨のお話
髪のお話30日で体を生まれ変わらせる
日本全国どこからでも対面相談が可能です! ご相談予約 総合受付