暑さと湿気対策で暑い時期を乗り越えるために
2021年5月24日 17:29夏の病気のお話
日本の夏は高温多湿です。
ジメジメとした湿気の多さに暑さが重なるために体にとっても非常に不快な状態が生まれてしまいます。
中医学的にはこの状況は「湿邪(しつじゃ)」と「暑邪(しょじゃ)」と表されます。
湿邪は主に胃腸系にダメージを与え、体にむくみやだるさ、めまいや耳鳴りなどを引き起こすことが多い病邪であり、暑邪は過剰な発汗を起こさせることでエネルギー(気)と体の潤い(陰)を奪う病邪です。この2つが体を侵してくるというイメージを持っていただくとわかりやすいのではないでしょうか。
ジメジメとした暑さに当てられるとついつい冷たい清涼飲料水やアイスクリームなどを摂りたくなってしまいこれが更に胃腸系にダメージを与えることでますます自らの手で不調を呼び込んでしまう、というのが夏の不調の典型的なパターンと言えるでしょう。
こうした生活習慣は改めることがまずは大切です。
また、漢方薬による対策も有効です!
例えば湿邪による体調不良には「勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)」という漢方薬が幅広く効果を発揮してくれますので大変オススメです。また、暑邪による体調不良には清暑益気湯(せいしょえっきとう)や麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)といった当店の夏の定番人気アイテムのご用意があります。これらを体質や環境別に組み合わせていくことで辛い日本の夏環境を元気に乗り切ることが可能になります!
毎年夏は苦手で。。という方はできれば今頃からのお早めのご相談がお勧めです!