「飲む目薬」で目の健康も漢方薬で!
2021年5月24日 17:26肝のお話
季節問わず眼精疲労のご相談というのは多いものです。
コロナ禍で在宅仕事が増えたりでもともとPCでのデスクワークなどがあったところに姿勢が悪くなったり、ますます運動不足がプラスされてしまうことで眼が酷使されるだけではなく肩こりや腰痛などのお悩みも合わせていただくことが増えています。目のケアとして大切なのはまず30分程度目を使ったら必ず休めること、です。
2分くらい目頭の部分をもみほぐしたり、温かいアイマスクなどをつけて眼をじんわり温めてあげるのも有効です。
眼を酷使する行為は中医学では「血を損耗する」と言われています。これは血を貯蔵する役割を担う「肝(かん)」という部位があるのですが、この部位は眼と深く繋がっている臓器とされており、眼を酷使してしまうとここが傷み、失調してしまうことになります。
それにより、血液の貯蔵にも不具合が生じてしまい、めまいやたちくらみといった貧血のような症状が生まれてしまうこともあります。こうした不調には「飲む漢方薬」と言われる「杞菊地黄丸(こぐくじおうがん)」がオススメ。
大切な眼のケア、眼病の予防にも繋がりますのでお悩みの方はぜひご相談下さい。