春特有のイライラにご用心!
2022年2月11日 16:27肝のお話
春は中医学でいう「五臓」の「肝」に刺激が起こり、調子が崩れやすい時期です。
肝とは体の新陳代謝やのびやかな感情(自律神経との関わりが深い)に関与すると言われている部位です。また、筋肉や目の働きとも関連性が高いとされています。即ちこの肝が失調してしまうと、感情がぶれてイライラしたり筋肉の硬直(肩こりやお腹の張りなど)が起こることがあります。暦の上では2月の時点ですでにしっかりと春に入っています。
ですから最近特に生活は変わっていないのになぜかイライラが止まらない、という方はひょっとしたらこの春の陽気に晒されて肝の失調が起きている可能性があります。漢方薬にはこの高ぶって失調してしまった肝の状態を正す良いお薬が沢山あります。
毎年春になると気持ちがイライラして鎮まらなくなってしまうというお悩みを持っている方はぜひご相談下さい。
春はもともと万物が「木」のようにのびやかに成長していく時期です。
しっかりと漢方でケアしてのびやかで健やかな毎日を送りましょう♫