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「酸棗仁」のお話

2025年8月23日 13:49生薬の話

酸棗仁(サンソウニン)は、古来より不眠や精神的な不安定さに対して用いられてきた代表的な生薬です。

中医学では「養心安神薬(ようしんあんじんやく)」という分類に属し、五臓の心(しん)と肝(かん)のバランスを整えることで、気持ちを落ち着かせ、眠りを深く安定させるとされています。特にストレスが溜まりやすく、イライラや不安感、不眠といったメンタルの不調を感じやすい現代人にとって、非常に頼もしい存在です。

化学的に見てみると、酸棗仁には、サポニンやフラボノイドといった成分が含まれており、これらが脳の抑制系神経伝達物質である「GABA」の作用を高め、神経の興奮を和らげるとされています。夜になると考え事が止まらなくなったり、眠ってもすぐに目が覚めてしまうような「心が休まらないタイプの不眠」に対して、穏やかに作用してくれます。

酸棗仁湯配合の漢方薬としては体が疲れているのに眠りにつけないという不眠に効果的な「酸棗仁湯(さんそうにんとう)」や、不安や焦燥感が強く、頭がうまく働かずぼおってしてしまう、というタイプの方にお勧めの「心脾顆粒(しんぴかりゅう)」などがあります。いずれも副作用も少なく、自然なかたちでメンタルの安定をサポートできるのが酸棗仁の魅力。忙しく心が乱れがちな日々の中で、静かな夜と落ち着いた心を取り戻すための、やさしい生薬といえるでしょう。

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