「漢方薬局の奥の手『牛黄』」
2007年11月 9日 14:35お勧め薬のお話
以前 お客様に「漢方の奥の手を教えて」と言われたことがあります。
漠然としすぎた質問に困ってしまいましたが、少し考えた後に「牛黄ですね」とお答えしました。
当然そのお客様に「それはどういうものなの?」と質問されましたので、今日はその時にお答えしました内容を書いてみようかな、と思います。
「牛黄」とは
牛黄とは牛の胆石で、牛千頭から一万頭に一頭の割合でしかとれないきわめて希少かつ貴重な動物性生薬です。
上質の牛黄は表面が黄褐色又は赤褐色で、質はもろくくだけやすく味は苦味の内に甘味があります。
成分としては、ビリルビン系色素及び胆汁酸、アミノ酸などを含んでいますが、科学的な分析だけではとてもカバーしきれないほどの素晴らしい薬効を持っているのです。
「牛黄」の豊富な薬理作用
牛黄には赤血球新生促進作用、抗ウイルス作用、抗酸化作用、中枢性鎮痙作用、鎮静作用、強心作用、胆汁分泌、促進作用、抗炎症作用、解熱・解毒作用などなど・・・書ききれないほどの豊富な薬理作用を持っています。
中でも特に牛黄は血液を浄化し、血液の流れを滑らかにし、血管のつまりを取り去る力が強く、心臓や脳血管疾患の回復と予防にきわめて有効です。
その他にも牛黄が含有されている製剤は滋養強壮に使われ、中でも強壮作用をもつ「人参」と合わせた「人参牛黄」などは強壮剤としては即効性、効果のいずれもケタ違いの効果を持っています。
私も風邪を引いたときや体調不良の時に牛黄製剤の力を借りますが、さまざまな病中、病後の回復に大きな力を与えてくれます。
当店では牛黄製剤として「レオピンファイブ」、「星火牛黄清心丸」などを扱っていますが、いずれも効果が高く、ご愛飲されている方から非常にご好評をいただいています。(取扱商品を参照してください)
大きな病気の病中病後の回復、重度の血管疾患の予防、改善はもちろんですが、
「今日だけはなんとか乗り切らないといけない」という方もだまされたと思ってぜひ一度お試しください。
驚くほどの効果を実感していただけると思います。
私がプロポーズの前日に服用したのは内緒のお話ですけれど。