喘息と漢方 ~肺と腎を強めることで喘息に立ち向かう力をつける!~
2009年6月22日 09:52呼吸器のお話
最近では大人はもちろんのこと、乳幼児から喘息を患うお子様も増加の一途をたどっています。これは大気汚染や生活習慣の変化など様々な原因が考えられます。
慢性のものが多いですが、季節の変わり目になるとアレルギー性の喘息発作に悩む方もおられます。こういった症状に関しては気管支拡張剤や発作の吸入剤などが一般的に用いられてはいますが、即効性は期待できますが根本治療という観点から見ると少々後ろ向きな治療法だな、と私個人的には感じております。
と、いうのも呼吸器が弱い方と言うのは寒さに対して肺の防衛力が低下し、喘息などの呼吸器系の病気を誘発しやすくなるのが一般的ですが、そもそも冷えるというのは漢方で言うところの「腎」の力が弱く、身体を温める機能が低下している事が多いものです。
「腎」は成長や老化をつかさどる臓腑であり、喘息を患うようなお子さんは生まれつき「腎」が弱い傾向にあります。小児ぜんそくが小児の時期で終わらずに大人になるまで続く方が増えていますがこの「腎」の弱い子が多く生まれている上に腎の強化を念頭に置く改善法を行えていないのが現状であり残念でなりません。小児に漢方を飲ませても大丈夫なの!?というご相談をよくいただきますが生薬をベースとする漢方薬は抗生物質をはじめとするお薬と比較しても安全性は高く、正しいお薬を適量服用する分には健康づくりの意味でもむしろ服用をお勧めしたいと思っております。
また、小児だけではなくご高齢者も加齢により自然と腎の力は弱まりますのでご注意をいただきたいと思います。
当店では漢方による喘息の根治治療としてはこの弱った肺と腎という二臓腑をしっかりと強化していこう!というコンセプトのもと「双料参茸丸」をお勧めしております。
この漢方薬には腎を補う「人参」や「鹿茸」の他に肺の機能を強化する「冬虫夏草」も含まれています。冬虫夏草はキノコの一種であり、古くから肺と腎を強める滋養強壮剤として使われてきました。感染防御作用や気管支拡張作用、免疫増強作用なども近年の研究で確認されており、まさに喘息体質そのものの根治には大活躍するお薬の一つです。
もちろん体質に合わせてお薬選びが大切ですので万人がこのお薬で良くなるというものではありません。あくまでも数ある漢方の中の一つ、という認識をお願いいたします。
漢方薬はご自身で勝手に選択することなく、しっかりとご相談くださいませ。
先月から、知り合いの紹介でスギヤマ薬局デビューしたリモーネです(^.^)
タクヤ先生の、漢方薬のお陰で大分調子良くなりました
やはり、乏血のせいでクラクラしたりしますが(*_*)
最近は、仕事で自転車を急いでこぐと、肺が痛い苦しい…(*_*)
前よりは、良いです(^.^)
Posted by: リモーネ
リモーネさん>
コメントありがとうございます!
リモーネさんの正体が非常に気になるところでありますが・・
体調、少し改善されていらしているとのことで何よりです。
漢方は継続によってどんどんと元気を作ることができるものです どうぞご愛飲を続けていただければと思います!
運動は大変結構ですが無理だけはしないでくださいね^^
次回ご来局時に「リモーネです」と名乗っていただけると幸いです。
Posted by: タクヤ先生