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がんとウイルスの関係

2009年10月 1日 15:41癌のお話

つい先日、厚生労働省が国内初となる子宮頚がんのワクチンが承認されました。

現代において女性の間で広がっている子宮頸がんは、ヒト・パピローマウイルス(HPV)への感染が発症の原因となるとされていることからこのワクチンは日本での承認が期待されていたものです。

子宮頚がんは「予防できる唯一のがん」と言われており、ワクチンの摂取が広く普及すれば日本でも年間1万人と言われている新規患者さんの数を減らすことが期待できます。

とはいっても主な感染原因と言われている性交渉の低年齢化などにより発症年齢も低年齢化しはじめており、意識が高まる30~40代以前の発症が増加傾向にあるなどまだまだ普及が広がる状況になっても油断はできないようです。


また、こういったワクチンができたからと言って安心すべきではないと私は考えております。というのはウイルスに感染し、発症する方にはそれなりの原因が体の中に潜んでいるからです。

ウイルスに感染した方全てががんを発症するわけではありません。それは一体なぜなんでしょうか。人間の体の中では日々何千と言う細胞がガン化しては体の免疫により撃退されています。

あくまでワクチンはその固有の疾患を予防するだけのものです。つまりウイルスに負けてしまうことにより感染が起こるのであれば元々持っているはずの免疫を高める努力をしなければまた違うウイルス疾患に感染する可能性があるのです。

ウイルスは日々進化し、次々と出てくるワクチンの耐性を作り続けます。今騒がれているインフルエンザも同じことです。結局は自分自身の免疫を高めるのが最大の防御になるのは変わりません。

有効なワクチンは積極的に使うことを批判するつもりは全くありませんが「なぜウイルスに感染するのか」というもっと根本的な部分に視点を置いてみるのも一つの良い対策だと考えております。

「これだけたくさんのワクチンを注射したんだ」と自慢しあうようなのは注射嫌いの私としても勘弁してほしいお話ですからね><

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