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貴方の頭痛のタイプ はどれ?

2009年10月26日 13:57頭痛のお話

以前に「頭痛」についての講義をさせていただいたことがありましたが講義後に聴きにきていただいていた多くの方に「私も頭痛で悩んでいるんです」というお話をうかがいました。

頭痛は一般的に多くの病気の随伴症状として表れます。
一時的に痛む程度のものであれば鎮痛剤の使用も良いのかもしれませんが、慢性化しているものや、ある一定の条件下において発症する頭痛の場合は根本に何かしらの原因があることが多いので、鎮痛剤でごまかしてしまうのではなく、しっかりとした体質改善を考える必要があります。

前回の頭痛のコラムでは西洋学と頭痛の視点で少し文章を書きましたが今回は漢方の考え方から書いてみることにします。

まず、痛みの特徴として大きく分類してみます。
頭痛のある方はご自身がどのタイプであるかざっくり考えてみてください。
(項目全てに当てはまらなくても大丈夫です)

『頭痛の特徴』

タイプ①
ずきずきと痛む、悪寒発熱を伴う、冷やすと悪化する、背中や肩の辺りがこわばる

タイプ②
激痛がする、顔や目が赤い、発熱が強く悪寒もある、温めると悪化

タイプ③
めまいを伴う、偏頭痛、イライラすると悪化する

タイプ④
重い痛み、めまいや吐き気を伴う、普段から痰が多い、むくむ、曇りの日に悪化する

タイプ⑤
特定の部位が痛む、慢性の頭痛、生理の時に悪化する

タイプ⑥
頭がスッキリせずぼんやりする、疲れると痛む、虚弱体質、動悸息切れを伴う

タイプ⑦
めまい、耳鳴り、頻尿、冷えを感じる、物忘れが多い


あなたのタイプはえらべましたか?
それでは分類しましたタイプを漢方の観点で当てはめるとこうなります!

タイプ①・・風寒頭痛
いわゆるゾクゾク風邪の時に一番多いのがこのタイプ。体に寒邪(かんじゃ)が入り込んでいるのでこの寒邪を取り除く漢方薬を用いていくのがベストです!

タイプ②・・風熱頭痛
寒気を伴う風邪ではなく、熱感の強い風邪に多いのがこのタイプ。①と同じように熱邪(ねつじゃ)が入り込んで発症するのでこの熱邪を取り除く漢方を用いていきましょう。

タイプ③・・肝風頭痛
いわゆる「ストレス頭痛」の典型です、情緒不安や自律神経症状を伴ったり、更年期の方に特に多いタイプです。こういった頭痛は慢性化しており漢方でないとなかなか治していくことはできません。「肝熱(かんねつ)」というイライラのもとを取り除いてやるのが効果的。

タイプ④・・風痰頭痛
体の水分代謝が悪く、気圧や気候の変化により頭痛がしたり体調が悪くなります。季節性の関節痛や腰痛を持つ人はこのタイプが多いです。代謝を調整する漢方で頭痛だけでなく、各部の痛みも一緒に取ることが期待できます。

タイプ⑤・・瘀血(おけつ)頭痛
血のつまり、濁り、汚れにより引き起こされる頭痛。慢性的な冷えや悪い生活習慣によって引き起こされることが多いですが女性の場合ですと子宮内膜症や筋腫ができやすい方は特に注意が必要です。
青あざが知らない間にできてなかなか消えない・・という方も要注意ですね。血のつまりを取りさらい体中に巡らせる効果のある漢方薬が何よりも効果的!

タイプ⑥・・気血虚(きけっきょ)頭痛
エネルギー不足、血不足により引き起こされる頭痛。とにかくすぐに疲れてしまう、気力がわかない、体が冷える・・という後ろ向きな要素一杯の方はこのタイプ。体内エネルギーである「気」を補う漢方を根気よく飲むことで元気がつき、同時に頭痛も治まることが期待できます。

タイプ⑦・・腎虚頭痛
簡単に言うと体の「老化」「若さの欠乏」により起こります。性行為などを過剰に行っている人などは若くても発症することのある頭痛。耳鳴りを伴うことが多いですがこれも「腎」を強める漢方薬を根気よく服用するのが何よりのお薬になるはず。

いかがでしょうか?
非常にざっくりとした分類でしたが参考になれば何よりです。一言で頭痛と言ってもこれだけのタイプがあります。また、経絡の関係から痛む場所からもある程度の病症を推測することが可能です。トータルで自分に一番合った漢方薬を選び、それをしっかりと続けることが遠回りなようで改善への近道になると考えています。

慢性頭痛にお悩みの方は諦めずにご相談下さい!

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